不正確な電波時計
2年近く前になりますが、「電波時計」という記事を書いて、便利に使っている様子をご紹介したことがあります。
これが、我が家で今現在使っている電波時計でして、とても重宝しています。
ところが、最近、どういうワケなのか、電波受信インジケーターと呼ばれる「アンテナマーク」が消えていることが多く、二台並べても、ご覧のように表示されている時刻が微妙に違っている事も少なくないんですよね (^◇^;)
写真ではよくわからないかもしれませんが、左側の時計は「8時1分30秒」、右側の時計は「8時1分25秒」を表示しています。
左側が、アンテナマークが表示されており、正常に電波を受信している状態で、右側が、アンテナマークが消えており、電波を受信できていない状態です。
電波時計というのは、正確無比というのがウリのはずですから、いったいこれはどうしたことなんだろうと思っていたわけですよ・・・ (;^_^A アセアセ・・・
で、できるだけ窓際に移動させたりして、様子を見ていたんですが、ようやくなるほどというニュースに触れることができました・・・ (^^;
それによると、福島第一原発事故により、福島県内にある標準電波送信所が送信を停止しているために、関東より北側では正確に時刻が表示されない電波時計が存在するというモノ・・・ w(゚o゚)W
まいったなぁ、原発事故の影響は、こんなところにも現われているのかよと・・・ (__;)
どういう事かというと、原発事故で、福島県内に設置されている「大鷹鳥谷山」の電波時計向け標準電波送信所が、半径20km圏内の避難指示対象区に含まれたために、3月12日に職員全員が避難し、施設内が無人となり、電波の送信を停止したというもの・・・
これにより、電波による自動時刻合わせができなくなり、狂いが生じる電波時計が出てきたというもので、その後、3月21日に一度送信を再開しましたが、25日に落雷のために再び送信を停止したと発表されました・・・
21日の送信再開の際には、防護服を着た職員が一時的に施設内に入って動かしたそうですが、その後、政府によってこの地区は警戒区域に設定され、付近の道路が封鎖されてしまったために、部外者の立ち入りが制限され、現在のところ、「大鷹鳥谷山」から送信されることになっている「40kHz」の標準電波の送信再開は、目途がたっていないそうです。
詳しくは、下のリンクからどうぞ ( ^-^)/ ♪
《 日本標準時(JST)プロジェクト 》
タカが時計のことでもあり、時刻が多少狂っていたからといってどうという事はありませんが、正確さが身上の電波時計だけに、表示されている時刻が正確ではない可能性が高いということが、なんとなく理不尽というか、納得いかなくてね・・・ (ノ_-;)ハア…
以前ですと、正確な時計そのものがほとんど無かったので、2~3分くらいのズレなんて、そんなものだと思っていたんですが、チョッと便利になり、テレビやラジオの時報でなくても正確な時刻がわかるようになると、すっかりそれに依存しきって、電波時計はズレないものだと思い込んでいますから、こんな些細なズレでも落ち着かなくなっている私がいます・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
世の中、便利になることは、いいことばかりでもなさそうですよ (^◇^) 。。。ケラケラ
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