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2011年7月23日 (土)

21世紀の宇宙開発

 国際宇宙ステーションに物資を運んだ最後のスペースシャトル「アトランティス」が、21日の朝、フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸し、30年にわたるシャトルの歴史に幕を閉じたと報じられた。

 

 そこで私は思うのだが、これを機会に、アメリカもロシアも中国も日本も、世界中の全ての国は宇宙開発など止めてしまうという選択肢もアリだと思うのだが、どんなものだろうかと ・・・

 

 もちろん、「宇宙開発そのものを全て止めてしまえ」と言っているわけではない。

 各国がそれぞれ独自に行なっている現状の宇宙開発は、人材も費用も施設も、ムダ以外の何ものでもないから、宇宙開発に関わる人達はどこか1カ所に集まって、そこで続ければ効率的でいいだろうと思うわけですよ。

 

 そもそも、大陸間弾道弾やスパイ衛星など、宇宙開発は冷戦の副産物というか、米ソがお互いを牽制する意味もあって進められたものであり、やがてそれは自国の科学力を他国に誇示するためのものになっていきました。

 しかし、冷戦も過去のものとなり、東西の壁も無くなりつつある今、これまでのような宇宙開発は改めるべき時期にきているのではないかと私は常々思っています。

 

 最後のミッションの目的地である「国際宇宙ステーション」も、アメリカ合衆国、ロシア、日本、カナダ及び欧州宇宙機関加盟の国々が協力して建設を進めているものであり、すでに国際協力による宇宙開発は始まっています。

 最近では、ロシア製のロケットにアメリカや日本の宇宙飛行士達が乗り込んで宇宙へと打ち上げられたというニュースも伝えられました。

 もう、技術を自国だけで独り占めしておくナンて姑息なことも必要ないでしょうし、むしろ、世界中の頭脳と資金を1カ所に集めた方が、開発もスムースに運ぶだろうし、成果も上がると考えるのは私だけではあるまい。

 

 それぞれの国が勝手に宇宙開発を進めると、同じような施設やロケットがあちこちにいくつも作られることになります。
 それに関わる人達だって、相当数の人数に登るわけで、こういう事は国別に行なうよりも、例えば「国際宇宙開発機構」みたいな機関を一つ作り、そこで集中的に行なった方が物資の面でも資金の面でもメリットは大きいはずです。

 

 時代はどんどん変わっていくわけですから、いつまでも旧態依然としたやり方を続けていては、うまくいくものもいかなくなってしまいます。

 そろそろ、「21世紀の宇宙開発」を、地球的視野で考えるべき時期にさしかかっているんじゃないかと個人的には思う次第です。
 第一、宇宙はどこかの国の所有物というわけではないはずですから、開発も各国がバラバラに行なうよりは、統一された一つの意志のもとに行なうべきものじゃないでしょうか。

 

  まず手始めに、「JAXA」なんてムダなものをバッサリと無くしてしまっていいと思います。

 無くなっても、誰も困らないでしょ(苦笑)

 「JAXA」の頭脳と資金を、「NASA」に統合すればいいだけのハナシですよ (^^)v

 

 

 そして・・・

 将来的には、国家なんてものも存在しなくていいと思っています。

 「地球連邦」みたいな大きな政府の下に、各国の政府があれば、それで事足りると思うし ・・・

 ことばも通貨も法律も、共通のものが一つあれば、それで世界は問題なく動いていくだろうと私は思っています。

 イメージとしては、アメリカ合衆国を世界に見立てればわかりやすいのかなと ・・・

 アメリカの各州を、それぞれの国に置き換えた感じです。

 かつてと違い、乗り物や通信手段の発達によって、世界の距離もどんどん縮まっていますから、将来的にはそういう事もアリなんじゃないかと ・・・  (^_^ゞポリポリ

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