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2011年8月18日 (木)

なでしこフィーバー

 「なでしこジャパン」がW杯で優勝し、世界一になって一ヶ月ほどが経ちましたが、彼女たちを取り巻くマスコミを始めとする過熱ぶりは収る気配を見せません。

 やれ、国民栄誉賞を受賞したとか、観客動員数が10倍になってそれまでの記録を塗り替えたとか、誰それがどこそこの一日署長を命じられたとかのニュースがひっきりなしに飛び交っています。

 

 一生懸命に頑張ったアスリートが世間から高い評価を与えられるのは、それはそれでいい事だと私なんかは思うんですが、熱しやすく冷めやすいという我が国の国民性を考えると、はたしてこのフィーバーぶりがホンモノなのか、私はかなり疑わしいと思っています。

 

 思えば、カーリングしかり、女子ソフトボールしかり、確かに一時はマスコミにも大々的に取り上げられ、国民も熱狂したという事が過去にもあったりするんですが、五輪などの大会が終わると、イッキに熱は冷め、選手たちの露出度も下がり、そのうちに忘れられていくという事の繰り返しで、「なでしこ」も結局は同じ道をたどるんじゃないかと私なんかは危惧しています・・・

 

 ただ、「なでしこ」にとって追い風となっているのは、W杯は終わったんですが、来年のロンドン五輪に出場するためのアジア最終予選が来月に控えているという事で、一応、来月までは日本中の目が彼女たちに注がれているという事・・・

 しかし、予選を突破して五輪行きの切符を手中に収めたのならともかく、もし敗退したとしたなら、世論は収るまい・・・

 おそらく、フィーバーは一転してバッシングに変るんじゃないだろうか・・・

 これでもかというくらいに精一杯に持ち上げた後は、非情なくらいに容赦なく叩く・・・
 それがマスコミの常套手段であり、世の常だから・・・

 

 最終予選に出場する国々の顔ぶれを見ると、オーストラリア、中国、日本、北朝鮮、韓国、タイと、当たり前ではありますが、けっこう「強豪」が名を連ね、ここで上位2チームに残るという事は、口で言うよりも簡単なことでないことは容易に想像がつきます。

 9月とはいえ、中1日とか、中2日とかの強行スケジュールで行なわれる今回の最終予選、週一くらいのペースで行なわれるのがサッカー界においては理想といわれているのに、この超が付くくらいの過密日程は、体力的にも精神的にも選手たちにかかる負担はハンパなものではないはず。

 まして、W杯の優勝に浮かれ、マスコミなどに顔を出し続ける有力選手が少なくない中、体力作りは言うまでもなく、連係プレーなどの練習はしっかりと行なわれているんだろうか・・・

 

 とにかく、来月の今頃には、最終予選の結果は出ているワケで、ファンの一人としては、彼女たちの輝きが今以上に増していることを願うだけです。

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