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2011年10月20日 (木)

10万分の6

 一昨日の18日、プロ野球のパ・リーグで、3位のオリックスと4位の西武とがそれぞれ今季の最終戦を行ない、西武が日ハムに勝ち、オリックスがソフトバンクに敗れたために、両球団の順位が逆転し、3位となった西武が日本シリーズへの出場権をかけて争われるクライマックスシリーズへのキップを手にした・・・

 

 まぁ、これだけなら、ああ、そうなのかという事で終わってしまうハナシなんですが、実はこの結果についてスポーツ新聞は「奇跡の1毛差」などという見出しを付けて報じました。

 どういう事かと申しますと、144試合を終えての両球団の成績は・・・

 

20111020001_2

 ・・・こんなふうになっています。

 

 これを見る限り、3位の西武と4位のオリックスの勝率は、共に「.504」となっていまして、同じになっています (^^;

 一般的に言うところの、「5割飛んで4厘」という勝率ですね。

 

 しかし、この数字の陰には次のような事実が隠されています・・・

 

 西武 68勝67敗9分で、勝率は 0.503703・・・

 オリ 69勝68敗7分で、勝率は 0.503649・・・

 これを小数点以下三ケタまでで表わしたのが、先の「.504」というものなのですが、新聞ですからそうそう細かいところまでは表記しきれないので、小数点以下四ケタ目を四捨五入して、一般的な表記である「.504」としたわけです。

 

 先の「奇跡の1毛差」というのは、四捨五入した小数点以下四ケタ目の数字である「7」「6」とを指して言っているわけですが、そのケタの下にも数字が存在しているわけで、フジテレビの「とくダネ!」では、メインキャスターの小倉智昭が「新聞では1毛差と言ってるけど、実際には『6糸差』なんだよね・・・」などと言っていました (^^;

 「厘」の下の単位である「糸(し)」なんて、私はこの時初めて存在を知りました (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 大きい方の単位の方は、「億」、「兆」、さらに上の単位である「京(けい)」、「垓(がい)」、「柿(し)」、「穣(じょう)」、「溝(こう)」くらいまでは知っているのですが、小さい方となると、あまり必要性を感じる事もなかったので、「毛」までしか覚えていませんでした (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

 つまり、西武は「0.00006」差でオリックスを交わし、3位を確定させたワケで、それがタイトルの「10万分の6」という意味になります。

 1シーズン、144試合も戦ってきて、結果が「1厘差」でも「1毛差」でもなく、さらに僅少差である「6糸差」しかつかなかったなんて、本当に奇跡に近い結果ではなかったかと・・・

 陸上や水泳の100m競技だって、さすがに千分の1秒差とか万分の1秒差なんて結果は無いんじゃないかな (;^_^A アセアセ・・・

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コメント

へぇ、パ・リーグの3位と4位が決まったと言う話はニュースで知っていましたが、たった10万分の6差で負けたと言うのは、すごい接戦だった訳なんですね(^^ゞ

投稿: お茶汲み坊主 | 2011年10月20日 (木) 13:25

 お茶汲みさん、どうもです (^_^)/

 そうなんですよ・・・ (^^;
 確か、史上初の極小差という事だったらしいです。

 この日、オリックスは勝つか引き分けで3位に止まることができたんですが、負けてしまったために西武に勝率で抜かれてしまいました・・・
 ちなみに、あくまでも勝率が優先されるために、68勝の西武の方が69勝のオリックスよりも上位に居るという不思議な現象も起こってしまいました (^^ゞ
 この辺りは、引き分けの妙という事になります。

投稿: 夢ピ | 2011年10月20日 (木) 14:09

最近貴殿の『居酒屋』拝見しておりますファイターズファンです
オリックスファンには残念としか言いようがありませんね、勝ち数が上回った場合は来年度から一試合のみ特別に決定戦を行うようNPに希望します?

しかしこのような結果は両チームとも分かって最終戦に臨んだのでしょうね。

投稿: syozen12 | 2011年10月28日 (金) 11:56

 syozen12さん、拙いブログをお読み頂いているようで恐縮です (^^ゞ

 それはともかく、勝ち星で上回るチームがそうでないチームよりも順位が下になることは珍しい事ではありません。
 例えば、昨年のホークスの勝ち星は76勝で、78勝の西武よりも二つも勝利数が少ないのに、最終的な勝率が若干上回ったために、ホークスが逆転優勝し、西武は2位になってしまいました (^^;

 このように、あくまでも勝率で順位を決める現在のルールに対し、異を唱える気持ちは私にはありません。
 なぜなら、それが公平なルールだと思っているからです。

 もっと極端な例、例えば、全ての試合が引き分け引き分けで来たチームがあったとして、最終戦に勝って1勝0敗143分の成績を残したチームは、勝率が10割となるために必ず優勝することになるわけですが、だからといって60勝とか70勝とかしているであろう2位のチームからおかしいんじゃないかという声はおそらく上がらないと思います。

投稿: 夢ピ | 2011年10月28日 (金) 13:24

貴殿の明快なコメントありがとうございました
今回、野球とサッカーの順位評価について比較したとき、サッカーの場合の順位表は勝ちが3で引き分け1の配分当初不思議でした
勝ち2引き分け1でも良いのではないかと考えてました?
今回のような僅差の戦いが予想されていてサッカー協会の勝ち点制度があるるのでしょうね。

投稿: syozen12 | 2011年10月28日 (金) 21:31

 syozen12さん、どうもです (^_^)/

 サッカーの場合は、「勝ち点」に加えて「得失点差」ナンてものも順位に影響してきます。
 野球の場合は単に「勝率」のみで決まってしまいますが、もし野球にも「得失点差」が影響するとしたら、大差で負けている試合だからといって、簡単に「捨て試合」にはできなくなりますから、よりおもしろくなるようにも思うのですが、さて、どんなもんでしょうかねぇ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

投稿: 夢ピ | 2011年10月28日 (金) 21:57

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