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2011年10月 6日 (木)

崎陽軒

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 「崎陽軒」といえば、横浜に本社を置く会社でして、その看板商品は「シウマイ」

 

 1954年から横浜駅で販売している名物の「シウマイ弁当」は、私が生まれる前から人々に愛され、横浜を代表する名物として根強い人気を誇っています。

 

 その崎陽軒が、ナンと、シウマイの入っていない弁当を今年の6月から売り出したそうで、その売れ行きが思っていたよりも好調だというから世の中おもしろいというか・・・(笑い)

 

 「シウマイの崎陽軒」の認知度は高く、それがために「シウマイ」が逆に会社の足かせとなってしまい、新しい商品を作っても今まではそれほど広まることはなかったという。

 そこで、空港とか百貨店とか、そういう新しい販路を確立し、様々な顧客のニーズに対応していくためにも、シウマイに頼らない、新しい商品の開発が求められていたようで・・・

 

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《 シウマイ弁当 》 750円   《 おべんとう魚 》 670円

 

 写真は、左側が従来の「シウマイ弁当」で、右側が新商品の「おべんとう魚」です。

 内容は、オリジナルのタレを使ったサワラの照り焼き・ニシンの昆布巻き・魚介の風味を生かすつみれ揚げ・マグロとつきこんにゃくの炒め煮など・・・

 港町横浜らしく、海の幸がふんだんに盛り込まれた魚づくしの一品となっています (*^.-^*)♪

 

 確かに、シウマイが売りの崎陽軒から、シウマイを取ってしまっては、「タダの弁当」でしかないわけですが、それがけっこう売れているとなると、崎陽軒のお弁当は、単にシウマイだけで売れていたわけではないという事になります。

 そりゃそうですよね。
 シウマイが入った弁当なんて、崎陽軒でなくてもいくらでもあるでしょうし、シウマイがいくら美味いといっても、それだけでは50年以上もの長い間、人々から支持されるわけはありませんものね。

 

 しかし、この「おべんとう魚」ですが、奇をてらったわけでもなく、見た感じはごく普通の幕の内弁当のようにしか見えませんが、だからこそ「売れている」という事実は注目に値するのではないかと・・・

 つまり、それだけの価値があると思えるからこそ、お客さんも買っていくのでしょう。

 別に、崎陽軒が作ったお弁当だから、シウマイが無くても無条件で売れているというわけではないと思います。

 消費者なんてそんなに義理堅いものではありませんから、単に物珍しいだけだったら、4ヶ月も経った今、こんなに話題になるわけはないんじゃないかと私は思う次第です (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

 今のところは東京エリア限定の販売という事で、コンビニなんかでは買えないようなので、私が口にすることはないと思いますが、見た感じはとても美味しそうなお弁当です o(*^▽^*)o~♪

 

 

 どうでもいいことですが、「崎陽軒」の「崎陽」ということばですが、「長崎」という意味があるとは知らなかったなぁ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 なんでも、創業者が長崎出身だからという事で「崎陽軒」という名前にしたそうです。

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コメント

こんばんわ♪
ホント、崎陽軒=シウマイな図式が浮かびますよねー!
ここのシウマイが好き過ぎて、上野駅構内に売店が出来たのを知った時は思わずガッツポーズしましたもん(笑)
地方では、常温でそのまま食べる事が出来る商品が売ってませんから。。^^;

当たり前の様ですが、崎陽軒は『外れが無い』と思います。炒飯弁当なぞは嬉しくなっちゃいますから(笑)
シウマイ外したラインナップがHP見たら沢山ありましたね(^^ゞ
http://www.kiyoken.com/products/obento/index.html

食欲の秋、駅弁ツアーも良いですね。。(笑)

投稿: フィガロ | 2011年10月 6日 (木) 23:28

 フィガさん、どうもです (^_^)/

 シウマイと謳っていなくても、崎陽軒のお弁当には必ずシウマイが2個くらい入っているのが普通です (^^;

 ですから、お弁当のどこにもシウマイが入っていない今回の「おべんとう魚」には話題性があるわけでして (^^ゞ

 このハナシを聞いた時には、かなり驚きました(笑い)

投稿: 夢ピ | 2011年10月 7日 (金) 06:25

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