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2011年10月18日 (火)

神崎大橋

 千葉県と茨城県とは、利根川が県境として存在しているために、お互いの間を行き来するためにはどこかで必ず橋を渡る必要があります。

 これがために、利根川には幾つもの大きな橋が架けられていまして、太平洋に面した銚子市の方から上流に向かって順に、「銚子大橋」「利根かもめ大橋」「利根大橋」「小見川大橋」「水郷大橋」「神崎大橋」「常総大橋」「長豊橋」・・・というように、それぞれの橋が交通の上では重要な役割を担っています。

 

 そんな中の一つに、「神崎大橋」という橋があり、千葉県の神崎町と茨城県の稲敷市とを結んでいまして、下流から数えて6番目の橋という事になります。

 

 この橋は、東日本大震災直後から通行止めになり、落下防止装置の修理などを行なっていました。
 ところが、その後の調査で橋脚の地中部分にも液状化による傾きなどが見つかったとして、5月17日から全面通行止めの措置がとられ、今に至るも車の通行が出来ない状況が続いています (^^;

 私も、仕事でこの橋のそばを通ることが少なくないので、いつになっても通行止めが解除されないこの状況を訝かしみ、先日チョッと取材を兼ねて様子を伺ってきました (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

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 これが今現在の「神崎大橋」であり、千葉県側の土手から下流方向を臨みつつ撮ったものです。
 ちなみに、「神崎大橋」の「神崎」は、「かんざき」ではなくて、「こうざき」と読みます (^_^;

 

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 付近の地図ですが、「神崎大橋」が通れないので、千葉県と茨城県との間を行き来するためには、下流に架かっている「水郷大橋」か、上流に架かっている「常総大橋」のいずれかに迂回を余儀なくされ、付近の住民にとっては大きな不便を強いられています・・・

 

 千葉県側の土手沿いには、「利根水郷ライン」と呼ばれる、国道356号線が走っていまして、以前は上流の我孫子方面から下流の銚子方面へと向かう際、この「神崎大橋」の千葉県側の「神崎大橋際」交差点を右に直角に右折して、神崎町の街中を通って佐原方面へと向かわざるを得なかったんですが、現在は「佐原バイパス」と呼ばれる道路が開通したために、そのまま土手沿いを走り続けることができ、かなり便利になりました (^^)v

 この「佐原バイパス」「安食バイパス」が全線開通した事により、銚子市から我孫子市内の国道6号線まで、約85kmを延々と利根川に沿って走り抜けることができ、私もそうですが、利用者にとってはとても重宝する道路となりました o(*^▽^*)o~♪
 ちなみに、「佐原」は「さわら」、「安食」は「あじき」と読みます (;^_^A アセアセ・・・

 

 

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 その、国道356号線途中にある、「神崎大橋際」交差点の写真がこれです。

 左は、国道356号線から交差点方向を見たところで、交差点の左側に「神崎大橋」が架かっています。

 全面通行止めですから、そのまま直進して香取市方面に向かうか、右折して神崎の街中へ向かうかの選択肢しかありません (^^;
 どちらの道を選択しても、国道356号線であることには違いはないのですが・・・ (;^_^A アセアセ・・・

 

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車を降りて、通行止めのガードレールの中から橋を見た写真です。

 確かに、いくぶん凸凹が確認できますが、外見上はそれほど大きなダメージを受けているようには見えません (^_^ゞポリポリ

 

20111016020_2  また、車道部分は完全通行止めになっていますが、併設されている「神東ふれあい橋」と呼ばれる歩行者や自転車が通ることのできる側道橋だけはこれまで通り通行ができます。

 「神崎大橋」は、1967年に開通し、千葉・茨城両県の間の通勤や通学、物流に大きな役割を果たしています。
 しかし、成田空港が開港してからは、交通量も増加の一途をたどり、自転車などで橋を渡るには危険という事で、千葉県側の神崎町と茨城県側の東町との間で専用歩道橋の必要性が叫ばれ、両町の努力によって2001年に念願の側道橋が開通しました。

 愛称である「神東ふれあい橋」は、公募によって決まった名前だそうで、神崎町と東町との頭文字を合わせて「神東(かんとう)」だそうです。

 

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 その「神東ふれあい橋」の上から、神崎大橋の左右の様子を撮った写真がこれです。

 正面が茨城県の稲敷市方向で、左手が上流、右手が下流です。

 

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 「神東ふれあい橋」の中央部に書いてあった歩数の目安です。

 これとは別に、橋の両端にも「橋を渡りきるまで約770歩」と書かれてあったので、私も渡る時に歩数を数えてみましたが、だいたい730歩くらいで渡りきりました (^^)v
 という事は、私の歩幅は標準のソレよりも、若干広いようです。
 決して、足が長いから・・・とは申しません (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

 また、3カ所ほどご覧のような休憩所も設けられており、橋の上から眺める利根川下流の雄大な眺望は、なかなかオツなモンですよ(笑い)

 

 

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 これらの写真は、橋の反対側である茨城県の稲敷市の交差点で撮ったもので、同じように通行止めの措置がとられていました。

 これによると、一応復旧工事は来年の7月頃まで続けられるという事ですが、利用者の便宜を慮って、今年の暮れ頃までには車を含めて、とりあえず通行ができるようにとの「仮開通」が見込まれているそうで、もうしばらくの辛抱なのかなと (^_^ゞポリポリ

 

 工事の関係者の何人かにチョッとお話を伺ってみたんですが、県境に架かっている橋のために、自治体間の調整がつかず、なかなかハナシがまとまらなかったのが、いっこうに復旧工事が進まず、こんなにも長い間通行止めにせざるを得なかった大きな理由だったのではないかという事で、開通に積極的な千葉県側とは裏腹に、及び腰の茨城県側という図式だったそうです。

 お役所仕事というのは、住民そっちのけで行なわれているというのはよく言われることですが、迷惑を蒙るのはいつも住民達というのはどこでも同じみたいですね (ノ_-;)ハア…

 まぁ、震災の被害は茨城県も甚大でしょうから、こんな橋一つにそれほど時間もお金もかけられないというのが茨城県側のホンネなんでしょうが、橋を渡らなくてもいくらでも他県に行ける茨城県と、橋を渡らねば他県には行けない千葉県とでは、復旧に対しての考え方も自ずから違うんでしょうなぁ・・・ (__;)

 

 ・・・という事で、いつまでも待ってはいられないという千葉県の強力な国への働きかけにより、やっと年内の仮開通に向けて復旧工事が始まったようです・・・

 

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 「神崎大橋」近くにある、JR成田線の「下総神崎駅」です。

 茨城県側でも、利根川を挟んだこの「下総神崎駅」を使って通勤や通学をする方がかなり居らっしゃるそうで、神崎町の商工会では、稲敷市・河内町~神崎町間を結ぶ「無料送迎バス」を定期運行させています。

 それほど目立った報道はされてはいませんが、地元では住民のためにかなり努力をしているようです。

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