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2011年11月 2日 (水)

客寄せパンダ

 10月31日に行なわれた衆院本会議において、自民党の小渕優子幹事長代理が登壇し、代表質問を行なったと報じられた。

 この際に、小渕氏は「『冷めたピザ』と言われた父と、『ドジョウ』と自認される野田首相の人柄は似ているのかもしれない」としながらも、政治手法は「全く違う」と否定。
 「野田内閣は発足して2カ月で成果を挙げたものがあるのか。発足2カ月後に金融再生法を成立させた小渕内閣とはスピード感という点でも格段の違いがある」と酷評したとも報じられた。

 

 う~ん、気持ちはわからないでもないけど、こういう発言ってどうなんだろ (?。?)

 

 身内を讃える事自体はなんら問題ないと私は思う。
 かくいう私も、尊敬する人物ということで父親を挙げる一人なので、小渕氏が自分の父親を例に出してその功績を自慢げに話したところで誰にはばかるようなものでもない。

 

 しかし、讃えるだけならまだしも、それを誰かと比較した挙げ句、相手をこき下ろすのに用いるのはいかがなものかと思う次第です。

 常識が無いというか、人として、それを言っちゃぁ、お終ぇよぉと・・・

 

 だいたい、小渕恵三という人物ですが、私には「平成おじさん」くらいの印象しか無く、総理大臣になったとはいえ、特にコレといった仕事をしたわけではないと思っています。

 まぁ、小泉純一郎のようによけいな事を次々とやらかしてくれた総理大臣よりは、はるかにマシなのかなとは思いますが、結果的に小渕総理が世に残した仕事は「2千円札」くらいのものだったのではないか (^◇^) 。。。ケラケラ

 先の発言にあった『発足2カ月後に金融再生法を成立させた』というのも、当時野党だった民主党の案を丸呑みして通しただけのことであり、それが小渕氏の手柄のように言われても、なんだかなと(笑い)

 

 個人的には、今回の小渕優子の代表質問ですが、努力は認めるけれど、少々勇み足だったのではないかと思う次第です。

 というよりも、ハッキリ言って実力不足!
 野田氏に噛み付くには10年くらい早いんじゃないかと (^◇^) 。。。ケラケラ

 案の定、野田氏には体よくあしらわれていました (^_^;

 

 同じ事言うにしても、大島理森とか石破茂くらいの貫禄が無きゃ、所詮はムダ吠えか遠吠えの類で終わっちゃいますよ。

 自民党も、他に人材がいないワケじゃなし、どうしてこんな小娘を幹事長代理なんて要職に就けたんだろ (?。?)

 やっぱ、人気取りのパンダなんですかね (^_^;

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