いかれている
国民新党の亀井静香代表が、10月31日の夜、都内で開かれた民主党議員の会合で挨拶し、「政治家が駄目になった原因は、国民がほとんどいかれてしまったからだ」と述べ、「このままでは国民が集団自殺するような状況になる」とも語ったと報じられた。
亀井氏については、いつもモノの言い方に問題があるので、好き嫌いがハッキリしているというか、まぁ、好きな人はあまり居らっしゃらないとは思いますが、キツイ物言いとは裏腹に、言っている内容は的を射ている事が多いので、個人的には高く評価している政治家の一人です。
今回の「国民はいかれている」発言も、集団自殺云々の件はともかく、私は全くその通りだと思っており、ここまでズバリと言ってくれた亀井氏に、私は拍手を送りたいと思っています。
実は、今年の6月に「採点」という記事の中で、私も同じような事を語ったことがあります。
政治家を育てるのもダメにするのも、有権者自身なのだと・・・
マスコミも国民も、政治家がダメだダメだと言うばっかりで、自分たちは何をやって来たのか・・・
文句や不満を言うだけなら誰にだってできます。
しかし、その反面で政治には無関心。
選挙があっても投票にすら行かない。
そんな口だけで行動が伴わない有権者ばっかりだから、ロクな政治家が育たないのではないか。
私はそのように考えています。
とにかく、選挙があったら投票だけは必ずする。
それだけで政治家の質は間違いなく上がります。
考えてもみてください。
もしも投票率がいつも80%とか90%とかあったとしたら、政治家たちもいい加減な気持ちでは仕事はできないと思いませんか。
逆に、いつも五割を超えない、場合によっては4割台とか3割台とかの低投票率だから、政治家たちも有権者をバカにして、いい加減な仕事しかしてこなかったんだと思います。
例えば、今開催されている国会での衆参本会議の様子をご覧になった方は居らっしゃいますでしょうか?
衆議院でも参議院でも、議員たちが座っている席は空席が目立ち、出席している議員であっても、前や後、あるいは隣に座っている議員同士が私語を交わしていたり、居眠りをしていたりと、真剣に会議に参加しているのは、もしかしたら質問をしている代表者とそれに答えている閣僚たちだけではないのか、そんなふうにさえ見えなくもありません (ノ_-;)ハア…
こんな中身のない国会中継を見せられても、何も感じない有権者ばっかりだから、国民不在の政治がまかり通るようなダメな国になってしまったのではないかと思う次第です・・・
そういう私自身も、偉そうなことを言えた義理ではありませんが、少なくても投票用紙が郵送されてきたら、欠かさずに投票にだけは行くようにしています。
国政選挙であれ地方選挙であれ、ここ10年くらいの選挙で投票に行かなかったのは、ホンの2~3回だけだったと自負しています。
いや、もしかしたらもっと少ないんじゃないかとさえ思っています。
投票日に投票に行けないだろう事が予想される場合には、期日前投票を利用しています (^^)v
まぁ、日曜日に都合がつかなくなるような事はほとんどありませんから、たいてい投票が開始される時刻までには行って並んでいますし、遅くても9時くらいまでには投票を済ませていますがね (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
そんな一人一人の小さな事の積み重ねでも、数が大きくなれば大きな力になることは言うまでもありません。
それ以前に、政治家たちにバカにされているのに、何とも思わないような人間にはなりたくありません。
まぁ、バカにされていることもわからないようでは、ハナシにもなりませんが・・・ (;^_^A アセアセ・・・
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