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2011年12月 1日 (木)

水増し大関

 関脇の稀勢の里が、大関昇進を決め、昨日伝達式が行なわれ、名実ともに大関稀勢の里が誕生したと報じられた。

 

 稀勢の里の実力は誰もが認めるところであり、いずれ近い将来に大関になるだろう事は周知の事実ですから、私もそのこと自体は別になんとも思ってはいませんが、なぜこのタイミングでの昇進だったのだろうと思うと、いろいろとクレームを付けたくもなります(苦笑)

 

 そもそも、九州場所が始まる前も、開催中も、直前の場所の合計勝ち星が33ということで、昇進の目安も今場所11勝すれば・・・という事で行なわれていたはず。
 にもかかわらず、千秋楽を残し、10勝で事実上の昇進が決まってしまったことが気に入りません q(`o')ブー!!

 場所が終わった後、10勝しか挙げていないけれども、一年間の成績も安定しているし、横綱白鳳との対戦成績もいいので、昇進させてもいいんじゃないかということで大関に昇進というのならハナシはわかるけど、場所の途中で出たハナシとなると、筋が違うんじゃないかと・・・ (ノ_-;)ハア…

 いかにも、日本人の大関が欲しいという協会の思惑が先行した結果というのがミエミエであるだけに、とても見苦しく見えてしまって・・・

 

 水増しで昇進させても、結果が伴った例しはあまりない。

 過去には北尾とか、出島とか、昇進基準には多少満たないものの、お情けで横綱とか大関とかに昇進させてもらったものの、その後の活躍はいまいちパッとせずに、アッという間に廃業とか陥落とかしてしまった例もあります。

 

 まぁ、稀勢の里の実力は、水増しなんかせずとも十分に大関として通用すると思いますから、昇進そのものには異論は無いのですが、そのやり方が納得いかないなと・・・

 

 第一、私は稀勢の里のことを、琴奨菊以上に信用していませんから (^◇^) 。。。ケラケラ

 というのも、集中して土俵に上がれば、横綱さえも手こずるほどの実力を持ちながら、その集中力が15日間持った例しは過去に一度もありません (^_^;

 つまり、むらっ気があるというか、上位の力士にはめっぽう強いけれども、格下の相手にはワリと簡単に負けてしまったりするところが大関としてはいかがなものかと・・・

 

 ただ、伝達式での口上だけは、「謹んでお受けいたします。大関の名を汚さぬよう、精進します」という事で、ワケのわからない四文字熟語なんかが入っていない、ごくシンプルな正統派のもので、とても好感が持てました o(*^▽^*)o~♪

 

 昇進の過程はどうあれ、地位が人を作るということばもありますから、来場所以降、大関として頑張ってもらえればそれでファンも納得すると思います・・・ (^^)v

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