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2012年2月 4日 (土)

雪下ろし

 昨日の続きになりますが、私は子どもの頃から「雪」にいじめられてきましてね (^_^;

 

 雪国で暮らす人というのは、多かれ少なかれ「雪」とは共存していかなければならないわけでして、どうせつき合わなくてはならないのなら、「目の敵」として敵対するよりも、「友達」として仲良くした方が、気分的には楽であり、精神衛生上もいいのでしょうが、私には「雪と仲良く・・・」という発想はどうしても持てませんでね、子どもの頃から、雪というのは「嫌なもの」とか「厄介なもの」、あるいは「恐ろしいもの」と思って今日まで生きて来ました・・・ (;^_^A アセアセ・・・

 

 私にとっては、雪は「白い悪魔」であり、ただただ忌まわしいだけの「疫病神」でしかありませんで、触れるのはもちろん、見るのさえも嫌というほど、徹底的に毛嫌いしています。

 私が「雪」に対してそういう思いを抱くようになった理由というか、原因は、子どもの頃の原体験が大もとになっているわけですが、今日は、そういう昔話でもしてみようかなと・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

 昨日の記事でも述べましたが、私の生まれ育った村というのは、会津地方でもかなり雪深い方に属していまして、ただ雪が深いというだけではなく、地理的にもとても不便な場所に在り、いわゆる「へき地」と呼ばれているようなへんぴな所です (^^;

 雪さえなければ、それほど不便とは感じないんでしょうが、冬の間の半年は、村に入るための峠道はほとんど全てが雪のために通行不能になってしまいます。
 自治体としても、メインとなる国道以外はハナから除雪は行ないませんから、村への出入りは、お隣の金山町へと抜ける国道400号線一本といっても過言ではないくらい限定されてしまいます (^^;

 

 過去には、大雪のために村が孤立してしまったこともありまして、正確な年は失念してしまいましたが、私が小学校の低学年の頃ですから、昭和40年か41年くらいの出来事だったと思うのですが、豪雪で道路が不通になってしまい、要請を受けた自衛隊のヘリが私の通う小学校の裏手に着陸し、緊急救助物資を届けてくれたことがありました。

 届けられたのは、おそらく薬品とか食料とかだったと思うのですが、ヘリが着陸し、テキパキと荷物を下ろして、アッという間に飛び去って行きました・・・
 子供でしたからそばに近寄ることはできませんで、ローターで巻き散らされる雪と、黒い大きな機体とを、遠巻きにして無邪気に見ていた記憶が懐かしく甦ります (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

 さすがに、そこまでひどい豪雪は、その後は記憶にないのですが、毎年毎年冬になると繰り返されるのが屋根の雪下ろしでして、私の家では父が出稼ぎに出て家には居りませんでしたから、雪下ろしや雪掘りは子どもの頃から長男である私の仕事でした (^_^;

 私の村は、中央を南から北に川が流れていまして、集落はその川に沿って点在しています。
 つまり、人が住んでいる里は、南北に細長い形をしており、里の東側と西側にはすぐそばまで山々が迫っているような地形になっていますから、普段から日の出るのが遅く、昇った太陽もアッという間に西の山の陰に隠れてしまうような、そんなところです (;^_^A アセアセ・・・

 ですから、小学校から帰る頃には、すでに辺りは薄暗くなっていまして、スコップを手に屋根に上り、来る日も来る日もたった独りで、雪明かりを頼りに、本当に泣きながら、半分はヤケクソになって雪を掘っていた記憶があります (__;)

 雪下ろしをしていて、屋根から滑り落ちたことも一度や二度ではありませんが、落ちたといっても屋根の高さまで雪は積もっていますから、滑り台を滑ったような感じで、転落ということばは相応しくないかもしれませんが・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

 夕飯の時に見るNHKの天気予報では、日本海側にはいつも雪だるまのマークがあるのに、関東地方はいつも晴れているのが羨ましくてね、子供心にもつくづく理不尽だと思いましたねぇ(苦笑)

 なにしろ、何にもしなくても、春になれば消えて無くなってしまう「雪」なのに、どうして雪国に生まれたというだけでこんなにも辛い思いをしなくてはならないのかと考えると、憤りや不満、あるいは情けなさや悲しさでどうしようもありませんでした・・・ (__;)

 その頃から、オトナになったら、絶対に雪の降るところには住むまいと、固く心に誓う私が居ました (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

 その願いが叶い、今現在は千葉県に住んでいるわけですが、習志野市に5年、八街市に10年、成田市に10年暮らしてみて思う事は、やっぱり雪の無い生活は楽でいいなぁと・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 欲目かもしれませんが、千葉県というところは関東地方の中でもずば抜けて温暖である上に、海在り山在りと、暮らす分には申し分のないところであり、個人的にはパラダイスと言っても過言ではないと自負しています。

 まぁ、住めば都とも言いますし、東京を始め、神奈川や埼玉に住んでいる人たちから言わせると、当然の事ですが、自分の住んでいる県が一番だと譲らないと思いますが (^◇^) 。。。ケラケラ

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昔の思い出」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、夢ピさん。
今回の記事・・・同じ雪国会津育ちといたしまして痛いほど良~くわかりますとも!(ノ_≦。)
私もまったくもって同じように「大人になったら絶対雪の無い所で暮らしたい!」と・・・
ただそれだけを夢見て子供時代を過ごしましたし・・・(;´∀`)

「雪ってキレイね~♪」とか「いいなあ~こんな自然の中で暮らせてるなんて~♪」とか羨ましがられることも多々ありましたが
それはたま~にスキーや温泉なんかで訪れる人達の言うお言葉・・・┐(´д`)┌

実際にそこで暮らしてる人達にとっては雪などまさに夢ピさんのおっしゃるように『白い悪魔』『疫病神』でしかないわけですよ。

ま、生まれる場所なんて選べないですからこれも運命と諦めるしかなかったのですが・・・

今回この記事を読んで、本当に同じ痛みを感じたもので^^; ついついコメントさせていただいたわけで・・・。ではでは、またです。

投稿: 会津小太郎 | 2012年2月 6日 (月) 03:08

 小太郎さん、どうもです (^_^)/

 今年の大雪のニュース映像をテレビで見ていると、子供時代の思い出が甦ってきましてね。
 まぁ、雪にまつわるいい思い出というのはあまりないので、こんな身もフタもない記事になってしまいましたが、雪国の辛さを多少なりとも感じて頂ければと思って敢えて書かせて頂きました。

 寒い寒いと言いながらも、近所の公園の桜たちには、すでにつぼみが付き始めていまして、来月には桜も開花しますから、関東の冬はやはり東北のソレとは全く次元が違うなと・・・ (^^ゞ

投稿: 夢ピ | 2012年2月 6日 (月) 07:36

雪下ろし、一回もしたことがありません。
幸い、雪が大量に積もる地域ではないのですが、雪深い地域では、人手や予算がなく苦しい状況とか。
ボランティアさんも集まりませんし…
もっとお役所は対策など動けないのですかね?

投稿: お茶汲み坊主 | 2012年2月 6日 (月) 19:06

 お茶汲みさん、どうもです (^_^)/

 雪下ろしは、道路の除雪なんかと違って基本的に機械化はムリですから、人海戦術しか手はないのが頭の痛いところですね。
 しかも、慣れていないと、危険だし、はかどらないしで、単に頭数が集まればいいというものでもないんですよね (^^;

投稿: 夢ピ | 2012年2月 7日 (火) 06:43

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