休眠口座
政府は、銀行などで10年以上お金の出し入れがなく、預金者との連絡も取れない「休眠口座」を雇用や経済成長向けの資金として活用する検討を開始したと報じられた。
いろいろと批判や不満の声は上がっているようですが、私はこのアイディアは素晴らしいと思っています。
やはり、世の中にはアタマのいい人が居るんだなぁと (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
だいたい、たとえ少額であっても、預金者の「財産」なのだから、政府が勝手に流用するのは許されないだなんてほざいている人達に言いたいんですが、そうであるのなら、なぜ10年以上も利用しないままにほったらかしにしているんでしょう。
つまるところ、口座の存在を忘れているわけではないけれど、転勤や引っ越しなどで口座を作った金融機関を利用できなくなってしまったので、解約も引き出しも面倒でできないままになっている・・・というのがホンネなワケでしょ。
であるのなら、今後ともそのままになってしまう可能性が高いわけですから、そういう「死に金」を何らかの役に立てようという考え方は、間違っていないというか、むしろ褒められるべきだと思うんですよね。
「財産権」に限りませんが、「権利」というのは行使しないままだと放棄したのと同じ事であり、後から主張してもなんの効力も無くなっているという事はよくあるハナシです。
かくいう私にも、そういう「休眠口座」と呼ばれる通帳が手元にたくさんあったりします (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
片手を優に超えるこれらの「休眠口座」は、過去に勤めていた会社に入社した際、給料の振り込みのためにと指定の金融機関に口座を作ることを要求され、開設したものがほとんどですが、中には家賃などの振り込みのために、振り込み手数料を節約するためにと、同じ金融機関の支店に開いた口座なんかもいくつかあったりします(苦笑)
同じ金融機関同士だと、振り込み手数料が無料になったり、安くなったりする事が多いですから、毎月毎月の事ですから、1件あたりの金額は些細なものでも積もり積もるとバカにならない金額になるからです。
もちろん、それらの口座の残高は限りなく「ゼロ」に近いものばかりなんですが、使わないからといって今さら解約しようにも、金融機関というのは平日しか営業していませんし、窓口が開いている時間も限られていますから、仕事とか交通費とかの諸事情を考えると、ワリに合わないと思うし、第一億劫なので、ついそのままになっている口座ばかりです (^_^ゞポリポリ
ですから、私的にはそういう休眠口座に残ったままになっている残金を政府が勝手に使ってくれて、「休眠口座」を世の中から消滅させてくれた方が後腐れがなく、安心できると思うので、こういう案には大賛成だと考える一人です。
ここで言うところの「安心」というのは、そういう休眠口座は、得てして預金者の知らないところで振り込め詐欺などの犯罪に使われる可能性が否定できないからであり、使われないままになっている口座というのはできるだけ解約して無くしてしまうのが世のため人のためになると思うからです (^^)v
確かに、微々たる金額とはいえ、預金者になんの断わりもなく使い、口座を解約してしまうことに抵抗のある方も居らっしゃるのは理解できますが、お金というのは使われてこそ意味があるわけで、口座の中で何年も入出金されず、眠ったままにしておくというのは、お金の存在意義からすれば反社会的な行為にもなるんじゃないのかな (^_^ゞポリポリ
眠っているお金というのは、一般的に言うところの「預金」とは明らかに性質が違うわけで、何かの目的のためとか、将来に備えてとかいうのなら使わずに貯めておくというのは理解できますが、そうではなく、出金も解約もしないまま口座に残っているお金というのは、まさに「死に金」そのものだと私は思う次第です。
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コメント
夢さん、こんにちはでおじゃる。
で、この休眠口座のお金ってのが期限を過ぎると
銀行の収入になってしまうんだそうです。
毎年、数十億円が牡丹餅の様に降ってくるなんてなんとまぁ~うらやましい。
こんな感じですからお国のために使ってくれるのは大歓迎ですね。
民主政権にはもう期待できなくなっていますけど奴らは
KYの集合体なんでしょうね~。
投稿: タ | 2012年2月27日 (月) 12:53
パパさん、どうもです (^_^)/
銀行だって管理に要する手間暇がかかるわけですから、10年ぐらいを目安に休眠口座にして、残高を収入にするくらいの余録があってもいいと私は思います。
一つ一つの口座の残高なんてタカがしれているわけですし、悪いのは放ったままにしている預金者でしょ (^◇^) 。。。ケラケラ
投稿: 夢ピ | 2012年2月27日 (月) 16:57