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2012年3月11日 (日)

立ち往生

 昨日の関東は一日中雨模様でして、都心などでは朝のうちに雪が舞ったところもあったようです (^^;

 

 そんな中、私は銚子市内の宅配を手伝っていましてね、雨脚がけっこう強い時間帯もありまして、慣れない仕事に手こずりながら頑張っていたわけですよ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 で、午後のことになりますが、目的地へ向かうのにいつものルートではなく、できるだけ近道をして時間を短縮しようかなんて思ったのがウンの尽きというか・・・ (__;)

 

 そもそも、昨日のように悪天候の時には、通ったこともないようなルートは通るべきではなく、なるべくリスクの少ない一般的なルートを選択するのがプロドライバーとしてのセオリーなんですが、どういうワケか昨日の私はそういう「当たり前」の事さえ考えられなくなっていたようで・・・ (^_^ゞポリポリ

 まぁ、雨も強く降っていましたし、通ったことはありませんでしたが、その抜け道を通れば目的地までだいぶ時間を短縮できますから、早く終わって早く自宅に帰りたいなんてヨコシマな思いが無かったといえばウソになるわけで、今振り返ってみればそういうスケベ心を出した事自体がそもそもの間違いのモトだった事に思い至るわけです □\(- -;)ハンセイ・・・

 

 目的地までいい抜け道が無いか・・・という事は、私は常に考えていることでして、カーナビをチョイチョイと操作して探してみると、意外な道がそこに在るじゃありませんか(笑い)

 で、深く考えもせずにそこを通るルートにナビを設定して走り始めました・・・

 途中までは勝手知ったいつものルートなんですが、昨日走ったルートはそこを外れ、田んぼのあぜ道というか、畑の脇の小径というか、いわゆる農作業のために農家の方がトラクターのような農耕車で走る、そんな細い道に入って行ったわけですよ (^^ゞ

 いつものルートですと普通に舗装されているわけですが、昨日の道は舗装されていない、いわゆるオフロードというヤツでして (;^_^A アセアセ・・・

 

 オフロードを走る場合、舗装された平らな道とは違ってチョッとしたコツが必要でして、その代表的なものが「凸は乗り上げ、凹はまたぐ」というものです。
 つまり、出っ張っている部分はタイヤで乗り上げるように進み、穴のように凹んでいる部分にはタイヤを入れずに左右のタイヤの間でまたぐように走るのが良いというものです。

 これが逆に、出っ張っている部分を避けるようにまたいで走ったりすると、運が悪いと出っ張っている部分で車体の下部をこすったりぶつけたりして車を傷める可能性がありますし、凹んでいる部分にタイヤを入れたりすると、脱出出来なくなったりする事がありますから、そういうアクシデントを避けるためにも、「凸は乗り上げ、凹はまたぐ」という走り方が求められるわけです。

 

 他にも、「水たまりにはできるだけ入るな」という鉄則がありまして、小さな水たまりだと思ってなめてかかると、意外と深い穴に溜まった水だったりして、思わぬトラブルになったりすることがありますから、知っている道に溜まっている水たまりならともかくとして、知らない道の水たまりには極力入るべからずというセオリーがあります。

 昨日の私は、そういうオフロードのセオリーをすっかり忘れてしまっていまして、とにかく先を急ぐことしかアタマにありませんで、とんでもない失敗をしてしまいました・・・

 

 昨日初めて走った抜け道は、舗装されていない農道のような道でして、3mあるか無いかという程度の道幅で、2kmほどの距離がありました。
 最初のうちは、水たまりもなく、車輪でできたワダチに沿って走っていたんですが、直ぐに小さな水たまりがいくつも現われまして、そこを避けるようにハンドルを操作し、この時点まではワリと軽快に楽しむようにして走っていたんですよ (^_^ゞポリポリ

 しかし、だんだん路面がぬかるんできまして、こんなところでぬかるみにはまって動けなくなったりしたらヤバイなと思いつつ、焦るように先を急ぎました・・・

 

 ぬかるみにははまりませんでしたが、水たまりの大きさはだんだん大きく深くなっていきまして、目的とする幹線道路まであと500mくらいになり、視界の向こうにはそこを行き来する車が見えてきたところで、私の目には信じられないくらい大きな水たまり・・・というよりは、プールのように広い水面を持った巨大な水たまりが飛び込んできました・・・ (^◇^;)

 道路の道幅いっぱいに水をたたえたその濁った水たまりは、300mくらいの長さは十分にあったと思います。

 ここで私は一瞬ですがそのまま進むことを躊躇しまして、ホントにどうしようかと迷ったんですよ。

 いつもの私でしたら、迷わずに来た道を引き返したと思うんですが、昨日の私は平常心を失っていたようで、雨に追い立てられるように、視線の先に見える幹線道路目差して、ゆ~っくりと車を水たまりの中に進めてしまったわけです・・・ (^.^ゞポリポリ

 

 今も水たまりに入って行く時のあのイヤ~な感じが思い出されます。

 予想以上に深い水たまりでして、直ぐに私の軽トラは水の中に浮かぶボートのような状態になってしまいました・・・
 おそらく、膝下くらいの水深は十分にあっただろうと思います。
 最初のうちこそ駆動力が勝って前に進んでいましたが、だんだんと水の抵抗が大きくなってきて、万が一にでもここで止まってしまったら取り返しのつかない事になるぞと思いつつ、祈るような気持ちでアクセルをじわりじわりと踏み込んでいたんですが、残念なことに水たまりの真ん中辺りで何かに乗り上げたような感じで前に進まなくなってしまいました・・・ (__;)

 

 アクセルを踏んでも駆動輪は空回りするだけで、少しも前に進んでくれません。

 私は、プールのような大きな水たまりの真ん中で、困ったことになった・・・ (ノ_-;)ハア…
 コレはJAFでも呼んで引っ張り出してもらうしか手はないかなとマジで思いまして、しかし、ドアを開けてプールの中に足を踏み入れる決心もつかないまま、運転席の中に水が浸入してこないか、荷台の荷物は水に濡れていないか、それだけを考えていました・・・

 視線の先に見える、幹線道路を行き来する車が羨ましく思え、なんでこんな水たまりの中に車を入れてしまったんだろうなどと、あらためて自分の愚かさを反省していました(苦笑)

 

 プールの真ん中でにっちもさっちもいかなくなり、立ち往生してしまったわけですが、電気系統は異常なく、エンジンもそれまでと同じように動いていましたから、ダメもとでとギヤをバックに入れてアクセルをチョッと踏んでみると、ホンの若干ですが、車が後ろに下がります。
 でも、ローに入れて前に進もうとしても先ほどの位置からは少しも前に進んではくれません。

 その時に私の脳裏に浮かんだのは、雪道でスタックした時によくやる、後退と前進を繰り返し、車体を前後に揺らしながらその勢いで脱出するという、あの光景でした・・・

 ちなみに、「スタック」とは、タイヤが雪や砂、あるいは泥などに埋まってしまい、走行不能に陥ってしまうことです。

 私も、一応は雪国の出身ですから、リバースとローにギアを切り替えながら車を前後に動かす術くらいは知っていまして、過去に何度となく雪道やぬかるみでスタックして動けなくなった時に、ソレで脱出した経験があります。

 で、昨日もそれを思い出し、前後に車体を動かすと共に、前進の時に少しずつハンドルを右に切って車体の向きを変え、何やら進路を妨げている障害物らしきモノを避けようと試みたワケですよ。

 

 その思惑は見事に的中し、何度目かの揺さぶりの後、大きく後ろに下がった直後の前に出る動作で、車体がゴロンという感じで前に進んだんですよ o(*^▽^*)o

 こうなると、気持ちはもうイケイケでして、アクセルを踏み込む足にも次第に力が増して、愛車は水に浮かぶボートのように大きな波を立てながら、少しずつではありますが前に進みだし、目的とする幹線道路がだんだんと近づいてくるのがわかりまして、やった~と!

 

20120311002 20120311001

 上の写真は、今日たまたま銚子に行く機会を得たので、立ち往生した水たまりを写真に収めてきました。

 と申しましても、今日の北総地域は久しぶりに日射しもあるまずまずのお天気であり、時間的にも丸一日経過した状態であるため、だいぶ水も引いたらしくて、昨日のような大きなプールではありませんでした。

 左側のアップの写真が、私が立ち往生した水たまりであり、土が見えている場所も含めて、昨日はこの写真に写っている道路がほぼ全て水たまりになっていました・・・ (;^_^A アセアセ・・・

 右側の写真は幹線道路の方から引いて見たものですが、手前に見える水たまりは立ち往生した水たまりではなく、その奥に見えるビニールハウスに挟まれてかすかに見えるのが件の水たまりです。

 この道を、向こうから手前に向かって走ってきたわけです (^_^ゞポリポリ

 

 ホント、あの最悪な状態からよく自力で脱出できたなと、マジで何ものかに守られている自分を実感した次第です (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 水たまりのプールの中で立ち往生していた時間はどのくらいだったのか・・・

 おそらく10分も無かったと思いますが、雨に打たれ、心細い思いをして平常心を失っていた私にはとてつもなく長い時間に思えまして、普通に走れる場所までたどり着いた時には本当にホッとしました・・・

 

 幹線道路に車を乗り入れ、ハザードランプを点けて車を停め、恐る恐る車を降りて車外の状態を見てみました。

 車輪などの下回りには枯れ草などのゴミが巻き付いて、確かに汚れてはいましたが、荷室にも車内にも水の浸入はなく、多少ブレーキの効きは悪くなっていましたが、それを十分にわかった上で注意して走れば走行に支障はない事を確認し、配達を再開しました (^^)v

 

 以上、昨日私が体験した、愚かで恥ずかしい、完全にプロ失格の失敗談でした・・・ □\(__ ) ハンセイ・・・ 

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コメント

o(*_"_*)oおつかれさまです。

無事でよかったです(〃'ー'〃)。

投稿: ティンク☆ | 2012年3月11日 (日) 08:13

プロドライバーともあろう方が…
結果オーライですが、気を付けてくださいね(^^ゞ

投稿: 元祖通りすがり | 2012年3月11日 (日) 15:13

 ティンク☆さん、元祖通りすがりさん、どうもです (^_^)/

 ご心配おかけしたようですが、今後はもっと慎重に運転するように心がけます (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

投稿: 夢ピ | 2012年3月11日 (日) 15:58

夢ピさん、ちょっとした 短編映画並のドキドキ感でしたよ・・・
何にせよ 自力での脱出おめでとうです \(~δ~)/
途中色々有ったけど、結果オーライです
イイ経験、イイ教訓と言う事でね (o^-’)b

投稿: ミィ | 2012年3月11日 (日) 21:14

 ミィさん、どうもです (^_^)/

 確かにいい経験になりました (o^∇^o)ノ

投稿: 夢ピ | 2012年3月11日 (日) 21:22

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