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2012年4月 4日 (水)

新東名

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 来週末の14日、第二東名と言うべき「新東名高速道路」が、御殿場JCT三ヶ日JCT間という区間限定ではありますが、おおよそ160kmという新しい高速道路がイッキに開通します。

 

 一昨日の月曜日、兵庫県の尼崎市へ仕事で行った帰り道、東名の三ヶ日付近を走行する機会があり、開通間近の様子を見ることができました。

 

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 ご覧のように、開通間近ですから、ジャンクション部を含めて工事はほぼ終わっており、案内の標識なども開通に合わせて覆いを外すだけになっていました。

 

 マスコミなんかも、GWに合わせての開通ですから、渋滞解消に貢献するのではないかと大きな期待を寄せているそうです。

 私も、仕事がら東名を利用する機会は少なくなく、開通したらどんなものなのか実際に走ってみたいと思っています。

 

 ただ、私は以前からこういう意味のない高速道路を建設することに大きな疑問を感じていまして、お偉いさんたちはどうしてこんなムダな道路を次から次へと造りたがるのだろうと・・・ (ノ_-;)ハア…

 新東名だけではありません。
 リニア新幹線も、八ツ場ダムも、いつの間にか建設することが決定されてしまいましたが、そんなもの、必要としている人が本当に存在するのか、私ははなはだ疑問です。

 

 新東名は、表向きは東名の渋滞解消と、災害時のルートの確保のためという大義名分がありますが、そんなもの、現状のままでもそんなに困るようなことはないと私は思っています。

 東名が慢性的な渋滞で困るような区間は、例えば大和トンネル付近とか岡崎IC付近とか、いくつかありますが、少なくても今回の開通区間の中には存在しませんし、仮に東海沖地震などで東名が通行不能となった場合でも、東京~名古屋間を結ぶ高速道路は中央道がありますから、人や物資の輸送に直ちに困るような事態に陥る事はないだろうと私は思います。

 

 第一、現在の東名と平行して走るような、そんな高速道路を新しく造って、ナンの意味があるんでしょうねぇ・・・

 まぁ、あればあったで、それなりに利用価値はあるんでしょう・・・

 そもそも、巨額な国の予算を使って造られるわけですから、ナンの価値もないなんてことは許されないわけで。

 

 例えば、同じコンセプトで造られた「新名神」の開通後は、私は従来の関ヶ原を通る「名神」ではなく、もっぱら豊田JCTから四日市を経由して草津JCTへと抜ける「新名神」を使って大阪方面へ向かうようになりました。
 理由は、走行車両が少なくて走りやすいからです。

 おそらく、新東名の開通後も、似たような事が私の中で起こるかもしれません。

 

 しかし、新東名と新名神には決定的な違いがありまして、それが旧路線に沿っているかいないかというもので、旧路線に沿うように造られた新東名とは違い、新名神は名神とは全く別のルートをとっているところが評価できる点です。

 新名神は、「名神」という名称が使われてはいますが、明らかに名神高速とは別物の道路というのが私の考え方です。

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