今年初めて
昨日、千葉県の九十九里方面を仕事で走っていまして、この時期の「風物詩」ともいうべき光景を見かけたので、写真に収めてきました。
《 田植え 》
上の写真は、千葉県の香取郡で撮ったもので、場所は、「多古米」で有名になった多古町です。
関東の田植えといえば、千葉県では4月の下旬くらいから・・・というのが一般的でして、早くても4月の中旬以降という認識しかなかったので、まさか昨日、「田植え」の光景を目にしようとは思っていませんでした。
ご夫婦で田植えを行なっていまして、奥さんとおぼしき女性に声をかけてお話を伺ってきたのですが、さすがにこの辺りでもこの農家の方は早い方だという事で、他所から比べれば一ヶ月くらいは早めに田植えを行なうのが常という事で、例年ですと4月5日頃に田植えを行なっているそうで、今年は少し遅い方だと言っていました。
この農家が栽培しているのは、早稲の品種という事で、早い年には3月の末くらいに田植えをした事もあったそうです。
この時期、他所の農家では、田植えの準備として、「田おこし」、「代かき」、「肥料やり」などを順に行なっている頃で、さすがに田植えを行なっている農家の方を見たのは私も初めてです。
「田おこし」というのは、水気のない田んぼの土を掘り返し、冬の間人の手が入らずに固くなっていた田んぼの土を細かく砕くと共に、土の中に空気を入れ、眠りから目覚めさす作業で、稲作りの最初の一歩という事になります。
続いて、田おこしをして土を砕いて柔らかくなった田んぼに水を入れ、田んぼらしい姿に整えるのが「代かき」で、田んぼの表面を土から泥の層に変え、平らにする事によって苗を受け入れる準備が整います (^^)v
その後、田んぼに肥料を撒いて、田植えの準備が完了します。
いずれも、かつては人の手によって全てが行なわれていたわけですが、牛を使うようになり、戦後は耕耘機に代わり、今ではどこの農家も大きなトラクターを使って作業を行なうのが一般的になりましたね。
そういった、田植えの準備が整った光景は、そこここで見かけますが、早稲とはいえ、この時期に田植えの光景を目にしようとはねぇ・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
《 鯉のぼり 》
続いて、匝瑳市で見かけた「鯉のぼり」です。
昨日は、他にも何カ所かで鯉のぼりが泳いでいるお宅を見かけたのですが、こんなにダイレクトに見えるお宅はここだけでした (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
で、さっそく道端に車を停め、何枚か写真を撮らせていただきました。
いずれも、今シーズン初となる光景でして、今さらながらですが、GWが近づいていることを気付かされましたよ (*^.-^*)♪
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コメント
へぇ、もう田植えですか。早いですね(^-^)
こっちはまだ、田植えの気配は見えませんね。五月の連休辺りに最盛期でしょうか?
投稿: お茶汲み坊主 | 2012年4月 9日 (月) 17:43
お茶汲みさん、どうもです (^_^)/
早生品種ですから、一般の稲よりも半月から一ヶ月くらいは田植えが早いという事ですが、それにしても、この光景を見かけたときにはビックリしました (^_^;
投稿: 夢ピ | 2012年4月 9日 (月) 20:00