« 猫だまし | トップページ | 新東名 番外編 »

2012年5月11日 (金)

新東名を走る

  先日、愛知県の稲沢市まで仕事で行って来まして、せっかくですからと、開通したばかりの新東名を走ってきました (^^)v

 

 実は、4月24日にも、静岡県の焼津市から帰る際に利用したことがあったんですが、その時は「藤枝岡部IC」から「御殿場JCT」までという、開通部分の半分チョッとという感じだったもので、走行感を語るにはいくぶん弱いかなと思ったので、今回は「御殿場JCT」から「三ヶ日JCT」まで全線を走ってみました。

 

 新東名については、テレビなどでも紹介されることが少なくなく、一様に「走りやすい道路」という評価で語られているようですが、4月に初めて走った時にも感じたんですが、今回走った時にも、私には「走りにくい道路だな」という印象を受けました。

 なぜそう思ったのか、今日はそのあたりを中心に語ってみようかなと思います (^_^ゞポリポリ

 

   20120511001

20120511002 20120511003

 東名との分岐点に当たる、御殿場JCT付近の様子です。

 本線から左側に別れる形で新東名へと入って行きます。
 どこにでもある、ごく普通のJCTです。

 

   20120511004

 誤解の一つが、「広い道路」というものですが、ご覧のように、基本的には全線にわたって「片側2車線」の、ごく一般的な高速道路です。

 確かに、大きなカーブは見当たりませんで、そういう意味では走りやすいのかなと(苦笑)

 

   20120511005

20120511006 20120511007

 なぜ「広い道路」という認識が広まったのかというと、ICだとか、SAPAといった休憩施設の前後何キロかは、基本的に左側に1車線増えまして、3車線の道路がしばらく続くという構造になっているからではないかと思います。

 こういう設計は、特に初心者には優しいと思います。
 ICや休憩施設から高速道路に入ろうとする時、多くの初心者ドライバーが、本線を走ってくる車輌が怖くてなかなか合流できないという声を聞きますし、実際、加速車線の一番先で止まっている (^^; 車を何度も見かけたことがありますから、こういう心配りは他の高速道路でも導入するべきだと思います。

 ただ、3車線道路も、しばらく走るとご覧のように車線は減少して、普通の片側2車線の高速道路となります。

 

   20120511008

 私が走りにくいと感じた理由の一つが、トンネルがやたらと多いというものです。

 次から次にトンネルが現われてきまして、中には、ご覧のように「トンネル連続5本」という標識が立っているのを二度見かけました (^_^;

 

20120511019 20120511018

 ただ、トンネルの内部はけっこう明るく、ライトを点けずに走ってもそれほど危険はないなと思いましたが、トンネルの中でのライト点灯はドライバーとしての基本ですし、自車の存在アピールのためにもぜひ心がけて欲しいなと(苦笑)

 

   20120511009

 延々と走ってきますと、やがてご覧のような案内看板が現われます。

 「浜松いなさJCT」なんですが、ここで新東名は事実上の終点になります。

 

   20120511010

20120511011 20120511012

   20120511013

 新東名は、今後、「浜松いなさJCT」からさらに西へ延び、伊勢湾岸自動車道および東海環状自動車道とを結ぶ「豊田東JCT」への接続が計画されています。

 が、今現在は、この先の本線は存在せず、強制的に流出させられて、東名の三ヶ日JCTへ向かう「引佐連絡道」と、長野県の飯田市へ向かう「三遠南信自動車道」との分岐点へとつながっています。

 

20120511020 20120511021

   20120511022

20120511023 20120511024

 この先から「三ヶ日JCT」までの道路は、新東名ではなく、実際には「引佐連絡道」という事で、そういわれてみれば、「浜松いなさJCT」の大仰なカーブの連続にはかなりの違和感を覚えました (^^;

 グル~ッと大回りで270度方向転換し、今まで走ってきた新東名の下をくぐって三ヶ日方面へと向かうのは、やはり新東名とは別の道路なんだなという思いを新たにします。 

 

   20120511014

 こちらが「引佐連絡道」の様子です。

 連絡道とはいえ、ごく普通の高速道に変わりはありませんが・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

   20120511015

   20120511016

 そして、これが「三ヶ日JCT」の様子で、「引佐連絡道」から「東名高速道路」へと接続していきます。

 

 

 翻って、私が感じた「走りにくい道路だな」という理由ですが、「トンネルが多い」という事は、すなわち「山の中を走っている」という事に他ならないわけですから、坂道が多いという事の何よりの証左なわけですよ。

 しかし、新東名には、「上り坂 速度低下に注意」とか、「長い下り坂 速度に注意」といった、坂道でよく見かける表示は一切ありません (^_^;

 

 つまり、「坂道」と感じないくらいのダラダラとした上り坂や下り坂が延々と続くような構造になっていまして、走っているドライバーにはずっと平坦な道路が続いているような錯覚を感じさせることによって、走りやすい道路だと思わせたいようで・・・

 

 しかし、実際に走っていますと、前を走っている車との車間距離が知らないうちに狭まってくる事が何度もありました。
 上り坂だと気付かないために、それまでと同じ感覚で走っていて、知らないうちにスピードが落ちてきてしまうわけです。

 高速道路で気付かない間に速度が落ちるということは、追突される可能性も増しますから、とても危険な事なんですが、プロドライバーならともかく、一般のドライバーは、スピードメーターを意識しながら高速道路を走るという事は意外と少ないんじゃないでしょうか (;^_^A アセアセ・・・

 平坦な一般の道路を走っていても、アクセルの踏み込み加減の如何によっては、次第にスピードが落ちてくるという経験は誰にでもあると思います。
 まして長い坂道が続くとなれば、さらにアクセルを踏み込まないことには、時速で10kmとか20kmくらいの速度はすぐに落ちてしまいます。

 

 しかし、片側2車線の高速道路ですし、追い越し車線の方にも普通の速度で当たり前のように走行しているマナー違反の車も多くいますから、速度の落ちた前の車を追い越そうと思ってもなかなか叶わない事も少なくなく、とても走りにくかったです。

 プロのドライバーなら、燃費のこともありますから、高速道路は出来るだけ一定の速度で走りたいと思うものですが、そういう思いに水を差すのが新東名という高速道路の欠点です。

 その点、従来からの東名は、おおむね海岸線に沿って作られた高速道路ですから、トンネルなどそれほど多くありませんし、坂道だって御殿場から三ヶ日の間には、牧ノ原台地くらいしか大きなものはありません。

 

 もちろん、走り慣れているという事もあるでしょうが、個人的には、新東名よりは旧東名の方がずっと走りやすいと思いましたし、おそらくこれからは、特別な事情がない限り、敢えて新東名の方を走る事はないだろうと思います。

|

« 猫だまし | トップページ | 新東名 番外編 »

旅行記・観光記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新東名を走る:

« 猫だまし | トップページ | 新東名 番外編 »