ぺーにゃん
ソフトバンクホークスの新外国人選手、
ペーニャがおもしろい。
オープン戦を始め、開幕直後の4月半ばくらいまでは日本の野球に苦しんでいる様子が伺え、大リーグの強打者も、見ると聞くとは大違いというコトがよくありますから、彼もそんな一人なのかと正直ガッカリもしました (^_^ゞポリポリ
しかし、いかつい風貌のワリには、アタマも性格もいいようで、その後の修正も早く、日本の野球に馴染んできた感がありました (;^_^A アセアセ・・・
なんといっても、ペーニャの魅力はそのケタ違いのパワーにありまして、飛距離はもちろんですが、打球の速さは類を見ないというか・・・ (;^_^A アセアセ・・・
単にパワーだけを見るなら、過去にもズレータとかカブレラとか、そういう身体の大きな腕力自慢のバッターもいましたが、個人的な感想では、彼等よりもはるかに能力の高い素晴らしいバッターではないかと思います。
いわゆる、過去に見てきた様々な助っ人外国人の中でも、ナンバーワンなんじゃないかと・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
大きな身体のワリには、けっこう器用なバッティングも出来るんじゃないかと思えてならず、まだまだ隠れた能力が秘められているんじゃないかと私は思っていたんですが・・・ (ノ_-;)ハア…
5月を迎えた頃から、各球団ともペーニャ対策がわかってきたようで、以来ペーニャのバットは空を切ることが多く、快音は影を潜め、スタメンを外れることも少なくありません・・・ (__;)
いかつくて大きな身体をしているワリには、メンタル面はそれほど強くはないようで、一度躓くと悩むタイプのようで、なかなか立ち直れないところも、らしくなくて可愛いというか (^◇^) 。。。ケラケラ
ここまでペーニャは13本のホームランを放っており、パ・リーグの
本塁打争いの3位につけています。
単にそれだけなら、パワーヒッターだからホームランも多いんだろうくらいの印象しかないと思いますが、ペーニャのホームランには他のバッターに見られない大きな特徴があります。
普通、強打者のホームランというと、ズレータやカブレラがそうだったように、高い弾道で大きなアーチを描くのが一般的だと思うんですが、ペーニャの場合は低くライナー性の打球でスタンドに飛び込んでいくというのがスゴイというか・・・ (^^;
いつだったか、ペーニャが打った瞬間に外野手が1歩2歩と前進した、その頭の上を越えてスタンドに飛び込んだホームランがありました。
つまり、低い打球だから、打った瞬間には外野手の前に落ちるだろうと思って前に出たところ、予想外に打球は伸びて、そのまま一直線にスタンドに飛び込んでいったというわけです。
伝説の強打者として有名な「中西太」のエピソードの一つに、低いライナーをショートが取ろうとしてジャンプしたが、打球は空中で浮き上がるように角度を上げ、そのまま外野スタンドに突き刺さったという話があります。
そういうハナシも、ペーニャの打球を見ると、あながち大げさに誇張されたものではなかったんじゃないかと思えてきます。
今年の交流戦でも、神宮で行なわれたヤクルトとの第2戦、7回に放ったペーニャの9号2ランは、ライナーでレフトスタンドに突き刺さり、神宮の観客たちの度肝を抜きました。
土曜日に行なわれた、オールスター第2戦のホームランダービーでも、バレンティンやおかわり君を押さえて優勝してくれました ヽ(^◇^*)/
まだまだバッティングそのものは雑なところもありますが、バットに当たりさえすれば、その打球はケタ違いのパワーと破壊力を備えています (^_^)V。
おそらく、シーズンの終盤くらいには日本の野球にも慣れ、対応してくれるだろうと私は思っています。
また、ペーニャの場合、いかつい風貌とは裏腹に、非常にマジメに野球に取り組む姿勢も評価できるというか・・・
普通、大リーガーの場合、プライドもありますから、練習もお座なりで、マイペースというか、いい加減な選手も多いんですが、ズレータがそうだったように、ペーニャも実に勉強熱心で、コーチ等のアドバイスも素直に受け入れるそうで、こういう選手がベンチにいると、雰囲気も良くなりますし、選手たちも心強いんじゃないかと (*^.-^*)♪
そこで、私はペーニャ選手のコトを、愛をこめて、「ぺーにゃん」と呼んでいます (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
オールスターも終わり、今日からリーグ戦の後半戦が始まりますが、
4位で折り返したホークスの浮上のカギを握っているのは、間違いなくこの新外国人選手「ぺーにゃん」の覚醒だと思います (^^)v
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