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2012年8月31日 (金)

鼻濁音

 先日、FMで一青窈の特集が組まれまして、一時間ほど彼女の歌声に聞き惚れていました (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

 その中で、かつて、ちあきなおみが歌ってヒットした「喝采」のカバーがありまして、わたしもよく知っている作品ですし、ちあきなおみの歌唱力も十分に知っていますから、今時の歌手がはたしてどの程度までちあきなおみに近づけたのかなと興味津々で聴いていました。

 ところが、さすがの一青窈、オリジナルとはひと味違う一青窈ワールドで「喝采」を歌い上げていまして、わたしも脱帽だったんですが、一通り聴き終わった後で妙な違和感を感じましてね・・・ (;^_^A アセアセ・・・

 最初は、耳に馴染んだ作品を他人が歌っていたので、そのせいかなとも思ったんですが、録音した一青窈の「喝采」をあらためて聴き直してみまして、なるほど、「鼻濁音」のせいだったということがわかりました (^^ゞ

 

 「鼻濁音」を文字で説明することは難しいんですが、ハッキリ「が」と言わずに、が」というニュアンスで発音したものが「鼻濁音」の「が」でして、「が行」の「が」「ぎ」「ぐ」「げ」「ご」にそれぞれ存在します。

 東北人の私は、当たり前のように「鼻濁音」を発音していますが、主に西日本の、中国地方や四国・九州辺りでは「鼻濁音」を使わない地域も多いそうで、昔から「鼻濁音」を使わない会話には違和感を感じていました。

 

 こんなコトを書き並べるよりも、百聞は一見にしかず、まずは、ちあきなおみ一青窈の「喝采」を聴き比べてみてください ( ^-^)/ ♪

 2番の部分をそれぞれ歌詞と共に切り取って動画にしてみましたので、「が」「ぎ」「ぐ」「げ」「ご」の部分に注意して聴いていただければと・・・

 

 

 お聞きになっておわかりのように、ちあきなおみはキッチリと「鼻濁音」を発音していますが、一青窈は「鼻濁音」は一切使わずに歌っています。

 

 良いとか悪いとかいう前に、「鼻濁音」を使わないと、聴き手にはきついニュアンスで聞こえてしまいます。
 場合によっては、乱暴で下品な感じに聞こえてしまうこともありますから、少なくてもアナウンサーとか歌手などのように、ことばを伝えることを生業としている人であるならば、「鼻濁音」の習得は必須だと私なんかは思うんですが、これも時代の流れとでもいうんでしょうかねぇ、最近のお若い人たちの間では「鼻濁音」もどんどん消えていってるようです・・・ (ノ_-;)ハア…

 「鼻濁音」だって、日本の文化の一つだと私は考えているので、それが無くなってしまうのは大きな損失ではないかとさえ思っている私がいます・・・ (__;)

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