避暑地
先月から、父が体調を崩し、入院したこともあって、実家を訪れ、実家で過ごす機会が増えました (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
まず、8月は15日から18日までの4日間。
今月に入っても、1日と2日、それに、7日と8日の4日間、実家で過ごしました。
帰省すること自体はそれほど珍しい事ではないんですが、私にとっては「帰省すること」と「実家に居ること」とは別のことでして、正直、会津に帰省しても実家に居る時間は数時間で、泊まるのは会津若松市内のホテルということがほとんどでしたから、こんなに多くの時間を実家で過ごしたのは、私が高校に入学して実家を離れてからは、もしかしたら初めての事なんじゃないかと思います (;^_^A アセアセ・・・
朝から晩まで・・・というよりも、一日のほとんどを奥会津の実家で過ごしてみると、関東での猛暑とはまるで無縁の世界がそこにありまして、実家にはエアコンなどありませんが、そんなモノはハナから無用だということがよくわかりました (^_^;
先月は月遅れのお盆でしたが、それでも8月ということで、日中は確かに暑いんですが、それも「日向だと」という但し書きが付きまして、日陰に入ると風もありますからけっこう涼しいんですよね。
家の中に居ても、窓や戸を開けておけば、扇風機さえあれば過ごしにくいということはありませんでした。
今月に入ってからは、朝晩はむしろ涼しいと感じるくらいで、一昨日の夜なんか布団をしっかり掛けていないと寒いくらいでした (;^_^A アセアセ・・・
思えば、私が子どもの頃は、家の中にさえ居れば、夏だからといってそれほど暑さに悩まされた記憶はありません。
それほど、私の実家のある山村は、夏は過ごしやすいところだったということを、今さらながらに思い知らされました。
山村といっても、それほど標高が高いわけでもなく、私の実家のある村の中心部辺りで450m前後です。
それでも、都会と違ってこれほど体感的に温度差があるのは、道路以外はほとんど舗装されているようなところは無く、地面がむき出しになっていることと、エアコンの普及率が極端に低いので、室外機から出る熱風が無いからではないかと考えています。
もちろん、それぞれの家々も相当の距離を置いて建てられていますから、戸や窓を開け放していたとしても、それほどプライバシーを気にすることもないわけで、それだからこそ風が家の中を吹き抜けていくことも可能なわけなんですがね(苦笑)
最近よく耳にするようになった「ヒートアイランド」ということばですが、皮肉なことに過疎化の進む限界集落の我が村では無縁だということがよくわかりました(苦笑)
まさに、天然の「避暑地」がそこにはありましたよ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
ただ・・・
その対極にある冬の積雪の凄まじさは、想像を絶するモノがあるんですがね・・・ (^◇^;)
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