天晴れ!
昨日行なわれた、大相撲秋場所の千秋楽で、大関安馬と横綱白鳳との優勝をかけた結びの一番、私もテレビの前に座って一部始終を観ていましたが、ナンというか、いいモノを見せてもらいました o(*^▽^*)o~♪
結果を先に申し上げるならば、大関の安馬が二場所連続の全勝優勝を果たし、「第70代横綱」に昇進することが決まった~ ヽ(^◇^*)/
私は常々、安馬はいい相撲を取るけれど、身体の線も細いし、とても横綱にはなれないだろうと思ってきました。
安馬の武器はナンといってもそのスピードであり、それは小兵だからこそ発揮できるもので、仮に身体を大きくしてしまったらスピードは無くなり、今までのような相撲は取れなくなってダメになるだろうと思っていました。
ちょうど、豊ノ島が身体が大きくなって、それまでのような相撲が取れなくなってしまったように、諸刃の剣というか、体重とスピードは両立しないと・・・
しかし、ここ数場所、一回りも二回りも大きくなった安馬の身体。
それによって一方的に押し込まれるような軽量力士の悲しさは無くなり、番付に相応しいどっしりした安定感が見られるようになって、成績も伴ってきました。
懸念されたスピードも、それほど落ちることなく、逆に増えた体重と積み重ねた経験とを武器に、新たなスタイルの安馬が生まれたように私には感じられます。
それにしても、結びの一番は今場所私が見てきた全ての取り組みの中で、最も見応えのある一番になりました。
立ち会いは白鳳の勝ち。
上手の取れない安馬に対し、有利な体勢で攻める。
さすがは白鳳だなと思った瞬間、安馬が巻き返えてがっぷり四つに。
この巻き返えを易々と許してしまう辺りが、白鳳の今の成績を如実に物語っています・・・ (ノ_-;)ハア…
日の出の勢いの安馬がこのまま二人目の横綱として角界に君臨したからといって、白鳳の存在感が少しでも薄らぐわけではありませんが、おそらくこの二人なら、今まで以上に角界を盛り上げてくれるだろう事は疑いようのない事実かと・・・ (^_^ゞポリポリ
なにせ、二人ともクソが付くくらいのマジメ人間ですからねぇ (^◇^) 。。。ケラケラ
一時、ハワイ勢が角界を席巻し、「力士は体格」という事で、体重増加に歯止めがかからなかった時期がありました。
小錦を始め、曙、武蔵丸等々、200kgを越える超巨漢力士も過去には居ましたが、現在は力士の平均体重も161kgだそうです。
一見少なくなったようにも感じるかもしれませんが、この数字は過去最高だそうで、力士の大型化は着実に進行しているようです (^^;
しかし、朝青龍がそうだったように、白鳳が154kg、安馬が自身最高の133kgと、他の力士と比べてもそれほど大きな力士ではありません。
そういう彼等でも、角界の頂点に立つことができるわけですから、いたずらに身体を大きくすることだけが強くなる方法の一つではない事が証明されたことになるわけで、彼等が活躍してくれることによって、今は振るわない日本人力士たちの良いお手本となってくれることを願ってやみません。
蛇足ですが、安馬が日馬富士と改名してからも、私はこれまで一貫して「安馬」で通してきましたが、さすがに横綱にまで上り詰めた力士を、過去の四股名で呼んでは失礼に当たるでしょうから、以後は私も「日馬富士」と呼ぶことにします・・・
ただ、表記は「日馬富士」ですが、読みは「はるまふじ」ではなく、「ひまふじ」です (^◇^) 。。。ケラケラ
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コメント
「ひつまぶし」と見間違えました(苦笑)。
投稿: ナンカイ | 2012年9月24日 (月) 20:53
ナンカイさん、どうもです (^_^)/
「ひつまぶし」ですか・・・ (^^;
「ひまつぶし」なら、わからないでもないですが (^◇^) 。。。ケラケラ
投稿: 夢ピ | 2012年9月24日 (月) 21:23