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2012年10月10日 (水)

光と影

 先日、ノーベル医学生理学賞に「iPS細胞」を開発した山中伸弥京都大教授が選ばれたと報じられた。

 

 めでたいことであり、特に医療面に与える影響も大きいと思われる。
 実用化を心から願う人も多いことだろう。

 

 しかし、なんでもそうですが、良いことがあれば悪いこともあるのが世の中の常です。

 この「万能細胞」が実用化されれば、医学界は飛躍的に発展し、不治の病とか身体の障害から解放される人々は間違いなく増えるだろうと思われます。

 それ自体はとても素晴らしいことだとは思うのですが、単なる臓器や皮膚などの「パーツ」を得るために利用されるだけならともかく、「万能細胞」であるだけに「精子」や「卵子」を作る事も可能だそうで、そうなると人工的に作った受精卵から「命」を作ろうとするバカ者が必ず出てくることは火を見るよりも明らかです。

 

 世の中には、子供が欲しくても出来ない、いわゆる「不妊」に悩む夫婦は少なくないという事で、そういう人達の中には人工授精やその他の方法で人工的に子供を作る事も珍しいことではなく、現実に最近の日本では、年間1万2千人程度の赤ん坊が体外受精によって生まれているそうです。
 2010年の出生数は107万人チョイという事で、実に新生児の1%程度は体外受精によって生まれた赤ん坊というのが、今の日本の現実なわけです。

 もし、「万能細胞」から赤ん坊が作れるとすれば、今以上に人工受精は容易になりますから、その数は増える一方だと思われます (^^;

 

 少子高齢化ナンてことばが当たり前のように聞かれる昨今、手段はどうあれ、赤ん坊が生まれる事はめでたいことのように思われがちですが、人工授精の問題点は少なくありません。

 カネさえあれば、老人の細胞からでも「精子」や「卵子」を作れるようになるわけですから、跡取りが居ない人などはこぞって自分の細胞から子供を作ろうとするんじゃないでしょうか (;^_^A アセアセ・・・
 なにしろ、間違いなく自分のDNAが受け継がれた子供ですから、需要は多いだろうと思います(苦笑)

 

 別に、「倫理」がどうとか言うつもりはありませんが、絶対に人間がしてはならない事の一つが、人工的に「命」を作り出す事だと保守的な私は考えています。

 

 「iPS細胞」の実用化で救われる人が居る一方で、恐ろしい社会が作り出されるのかもしれない・・・

 それが、タイトルの「光と影」の意味です。

 

 「恐ろしい社会」の意味は、明日の記事で・・・ (;^_^A アセアセ・・・

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