第28回東日本女子駅伝
今年も、晩秋の福島路を女たちがひた走る・・・
私は、毎年この大会を楽しみにしていますが、今年もテレビ観戦ではありますが、観る事が出来てありがたいと思っています。
福島市内のコースで行なわれるこの大会、東日本大震災の影響もあり、昨年はさすがに開催も危ぶまれたんですが、綿々と受け継がれてきた大会のタスキは昨年も途切れることなく無事につながりまして、
第28回となる今年の大会へと受け継がれました (^^)v
私がこの大会を好きで見ている理由ですが、
1:福島市内を走る大会である事。
福島県出身の私にとって、見知った風景の中で行なわれるこの大会はやはり思い入れが違います。 (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
テレビの画面に映し出される沿道の風景がとても懐かしくてね。そういう意味で、福島市内で行なわれる大会というのがありがたくて。
2:様々な世代の選手が一堂に会する大会である事。
全9区間で行なわれるこの大会には、「中学生指定区間」という中学生ランナー区間が二つ存在します。
もちろん、他の区間には年齢制限はありませんから、高校生、大学生、社会人と、それぞれの世代を代表する有力ランナーたちがガチンコで競い合います。
こういう大会は観ていておもしろいだけでなく、若いランナーたちにとっては実力のある先輩ランナーたちの背中を見て走る事によって、得られるものが大きいと思います。
中学生や高校生の時代に、社会人の大会はもちろん、五輪など、世界で活躍するランナーたちの走りを目の前で見ることができるだけでなく、一緒に走れるというのは、その後の競技人生においてどれだけ有意義であることか。
3:関東甲信越以北の、17都道県対抗駅伝であること。
東日本限定ではありますが、それぞれの県の代表として選ばれ、走るこの大会は、地元意識をくすぐられ、観ている方も感情移入しやすくて、楽しめると思います (^^)v
もちろん、私は出身県である福島県と、今住んでいる千葉県を応援しているのですが、いつの頃からか、福島県よりも千葉県の方に力を入れて観ている自分に気がつきまして、やっぱり私は千葉県民になってしまったのかなと苦笑いしています (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
それはともかくとして、今年の大会は、終始、連覇を狙う神奈川と、昨年ゴール直前のトラック勝負に敗れ、神奈川に優勝をさらわれた長野との、一騎打ちというか、お互いの意地と意地のぶつかり合いに終始し、他のチームとは次元の違う戦いを繰り広げてくれました。
1区の戦いは五分。区間賞は神奈川が制したものの、タイムは同じであり、見た目ではほとんど同時にタスキをつないだように見えました。
2区、3区、4区と、長野が一歩リードして先頭を走っていたものの、神奈川との差は僅かであり、常に長野の背後に位置して、長野にプレッシャーを与え続け、5区でトップに立つと、あとは一度も先頭を譲ることなく、堂々の2連覇となりました。
言うならば、横綱相撲を繰り広げた神奈川に対し、長野は大関の戦いだったというような感じでしょうか (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
私が応援していた千葉と福島は、それぞれ4位と6位でした (^^)v
福島は、アンカーで6位に下がったものの、8区までは常に5位以内をキープしており、3区では3位まで順位を上げましたから、大健闘と言っていいと思います ヽ(^o^)尸
それに対して、千葉は序盤でつまずき、1区で16位。2区では17位ではありますが、実質的には最下位ですから、この出遅れが無かったらけっこう良い戦いが出来て、優勝争いにも絡めたんじゃないかと思うんですが、残念でした・・・ (__;)
全体的に見れば、各チームのレベルも上がってきており、実力の拮抗したおもしろい大会でした (^_^)V。
まぁ、東京を始めとする、神奈川、埼玉、千葉という、一都三県のレベルが抜きん出てはいますが、そこに割り込んで準優勝を飾った長野と、6位の福島、7位の栃木、8位の新潟辺りは、健闘が光った素晴らしいチームだったと思います ヽ(^◇^*)/
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