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2012年11月10日 (土)

日本直販

 テレビショッピングでお馴染みの「日本直販」が、9日午後、民事再生法の適用を大阪地検に申請したと報じられた。

 

 さすがにこのニュースには驚かされました (^_^;

 なにしろ、私も利用したことのある「日本直販」です。
 日々、テレビその他での露出度も相当なモンで、アレだけ威勢のよかった日本直販が「倒産」ですからねぇ、世の中、一寸先は闇というか・・・ (;^_^A アセアセ・・・

 なんでも、インターネットなどに代表される新規通販業者の台頭により、業績は悪化の一途をたどっていたということで、コレも時勢の流れとでもいうんでしょうか・・・

 

 私も、生まれ育ったところが会津の山の中で、周囲には本屋はおろか、おもちゃ屋も電器屋も、そういう類のマトモなお店は一軒もありませんでしたから、欲しいものを手に入れるために「通販」は小学生の頃から利用していた口ですから、私にとって通販は、昔も今も、ごく普通の買い物の手段です。

 最初は雑誌の広告から始まり、テレビやラジオのショッピング、そして今ではインターネットと、時代と共に通販の形態も変っていきましたが、やっていることはほとんど変っていなくて、基本的には写真とうたい文句を見て、発注し、先方から送られて来るのを待つわけなんですが、さすがに時代が進むと共に、タイムラグはほとんど無くなり、注文してから手元に届くまでの日数も、40年以上も前ですと10日以上もかかることは当たり前でしたが、ネットとか宅配業者とかの発達と共に、その差はどんどん縮まり、今では翌日とか翌々日とかには手元に届くようになり、有り難いの一言に尽きます。

 

 翻って、件の「日本直販」ですが、確かに何回か利用したことはありますが、私にとってピンポイントで放送を見ていないと購買意欲をそそられないテレビショッピングはそれほど身近なモノではなく、やはりいつでも商品を見て注文できる、ネットショッピングに依存していることはいうまでもありません。

 やはり、他の人も私と同じで、テレビとかラジオとかの、特定の時間帯でしか紹介されない通販というのは、それほど魅力は感じていないのかもしれませんね (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 まぁ、客なんて、ワガママなものですから、誰だってより便利な方、便利な方へと購買意欲が移っていくのは仕方のないことだと思います。

 だからこそ、売り手は消費者のニーズを常に意識して、飽きられないよう、常に新しい企画を提供する努めがあるのだと私は思います。
 言い換えれば、企業努力が必要だということです。

 つまり、今回倒産に追い込まれてしまった日本直販は、企業努力が足りなかったか、あるいは、かつて我がもの顔で地上を闊歩していた恐竜が地上から姿を消してしまったように、時代の変化に対応できなかったということなんでしょうか・・・ (^_^;

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