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2012年12月16日 (日)

笹子トンネル

 先日、中央自動車道の笹子トンネル上り線で、天井板の崩落事故が起き、9人が死亡、2人が重軽傷を負った大惨事が起きたことは記憶に新しい。

 その笹子トンネルで、事故が起きていない下り線を緊急点検したところ、天井板の吊り金具を固定する「アンカーボルト」の脱落や緩み、断面欠損など、670カ所にも上る不具合が確認されたと発表した。

 

 バカ言ってンじゃ、ないぞ!!!

 たとえ1カ所や2カ所でも不具合が見つかったら、一大事だと思うのに、「670カ所」って、ケタが二つも違うこの信じられない数字はいったいナニ?

 

 仮に冗談だとしても、この数字はあり得ないでしょう・・・ (ノ_-;)ハア…


 ギネスに申請したら、間違いなく登録されるんじゃないのか(怒怒怒)

 

 

 中央自動車道は、私も仕事でよく使う道路ですし、風光明媚な甲信越地方へ向かう行楽客なども当たり前のように通っている、交通の大動脈です。

 その高速道路上に設けられているトンネルが、こんなずさんで危険な状況だったなんて、今まで事故が起こらなかったことの方が奇跡だったんじゃないかとさえ思えてきます・・・

 

 笹子トンネルと同じような工法で作られているトンネルは他にもあるそうで、やはり緊急点検が行なわれ、いくつか不具合が見つかっているそうですが、それらのトンネルとは比較にならないほど笹子トンネルの不具合の多さは際だっています。

 という事は、笹子トンネルだけに何らかの特別な理由があって今回の事故に至ったと考えるのが自然です。

 

 中日本高速は、とりあえず下り線の吊り天井を撤去して年末までに対面通行で仮復旧させる方針だというが、という事は、上り線もいずれ天井板を撤去して全面開通させるつもりなんだろう。

 しかし、こういう数々の不具合が白日の下に晒されてしまうと、天井がどうこういうレベルの問題なんだろうかと・・・

 つまり、「笹子トンネル本体に危険性は無いのか」と疑いたくもなってきます。

 

 これはもう、「トンネル」の信頼性を根本的に揺るがしかねない大問題であり、欠陥工事と、保守点検の怠慢による「人災」としか言いようがないんじゃないか。

 この「笹子トンネル」に関わった当時の工事責任者と、管理者である道路公団に対し、刑事罰を与えてもらわなければとうてい納得できるモノではない・・・ q(`o')ブー!!

 

 責任者!

 出てこ~い!!!

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