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2013年1月28日 (月)

高見盛精彦

20130128001  「角界のロボコップ」こと、高見盛が昨日の千秋楽終了後に引退を表明しました。

 角界一といっても過言ではないくらいの人気を誇る大相撲の立役者も、寄る年波にはあらがえず、ここ2~3年は幕内から十両へとジリジリと番付を下げ、この初場所はとうとう東の十両12枚目という、後がほとんどない背水の陣で迎えました。

 

 かねてから、「幕下に落ちたら引退する」と表明していた高見盛ですが、十両残留の目安は最低でも7勝ということで、12日目に9敗目を喫し、幕下陥落は事実上決定的となっていました・・・

 

 一時の盛りを過ぎたとはいえ、高見盛の人気は相変わらずで、間違いなく大相撲の屋台骨を支えてきた力士の一人であり、貢献度の点でも間違いなく上位に挙げていい一人だと思います (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

 

 高見盛を語る上で避けて通れないというか、彼の人気の全てといってもいいのが、制限時間いっぱいの際に見せる派手なパフォーマンスであり、それが上の動画です (*^.-^*)♪

 

 このパフォーマンスについては、賛否両論あるでしょうが、私は肯定的な一人です。

 やはり、力士もプロですから、興業ということを考えればお客を喜ばせてナンボだと私は思うわけで、仕切り前のパフォーマンスであれ、ハデな塩撒きであれ、私はアリだと思っています。
 場合によっては、プロレスもどきの覆面力士が居てもいいんじゃないかとさえ思っています (^◇^) 。。。ケラケラ

 

 ただ、一番びいきの東関部屋の力士だから応援しているというだけのことであって、決して好きな力士ではありません。
 プロである以上、ナニよりもまずは成績にこだわるべきだというのがその理由でして、力士なら土俵の上でお客を喜ばせることを考えるべきで、勝負そのものよりも仕切り前のパフォーマンスが受けるようでは、勝負師としては失格だと思うからです。

 それでも、真っ直ぐな性格なのか、あるいは単に不器用なだけなのか、立ち会いに変化せずに常に真っ向勝負なところは潔いというか、私の相撲哲学にも合致しますから、素直に敬意を表したいと思います。

 高見盛くらいに力が落ちた力士というのは、白星のためにはナンでもするというのが一般的ですから、このくらい潔い立ち会いをされると、私でなくても応援したくなるんじゃないでしょうか(苦笑)

 

 何はともあれ、長い間角界を代表する看板力士であり続けた高見盛殿、本当にお疲れ様でした・・・ m(_ _)m

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