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2013年2月14日 (木)

メイドインジャパン

20130214001

 

 先月の末から、テレビ60年記念ドラマと銘打った「メイドインジャパン」が、NHKで3週にわたって放送されました。

 なかなかおもしろかったと思うのですが、皆さんはご覧になられましたか?

 

 NHKのHPからの番宣を引用すると・・・

 『円高、欧州経済危機、韓国・中国の台頭。
 日本の製造業が危機を迎える中、巨大電機メーカーが「余命三ヶ月」の倒産の危機に追い込まれた!
 会社の命運を握るのは、営業、財務、工場の現場で先頭に立ってきた3人の男。
 かつて世界中でテレビを売りまくった営業マンが、会長の勅命でリーダーとなり、秘密裏に結成した七人の「再建チーム」で、起死回生の倒産回避に奔走する。』

 

 ・・・と、まぁこんな感じのドラマだったんですが、内容はさておき、私の気になった点はただ一つ。

 「メイドインジャパン」って、いったい何なのかと・・・

 

 唐沢寿明演じる主人公の矢作が、ドラマの中で仲間に向かって言う・・・

 「僕はどんな手段を選ぼうとも、メイドインジャパンだけは守らなければならないと思っている」

 これを聞いた吉岡秀隆演じる柿沼は、

 「メイドインジャパンって、いったい何ですか?」と切り返し、そして、そばにあるテレビを指しながら冷ややかに続ける・・・

 「これはあなたの売ってきたテレビです。でも・・・」

 「液晶パネルは、メイドイン台湾」
 「中の半導体は、メイドインコリア」
 「ボディの組み立ては、メイドインチャイナ」
 「メイドインジャパンは、いったいどこにあるんです?」と・・・

 しかし、矢作は自分の胸を叩きながら、「ここだよ」と言い、

 「自分の会社が物を作ってるってことが、メーカーにとっては大事なんだ」

 これに対して、柿沼も負けていない。

 「形だけのメイドインジャパンにこだわったから、こんな事態になったんじゃないですか」と矢作に詰め寄る・・・

 

 まぁ、柿沼の言いたいことはよくわかりますが、純粋に日本国内で作られた製品だけを「メイドインジャパン」と呼ぶというのは、いささか近視眼的考えであり、ムリがありますよ(苦笑)

 一昔前ならいざ知らず、世界との貿易抜きには「モノ作り」など語れない現代の社会において、パーツから始まって、組み立て作業までの全てを日本国内で行なうというのは現実的なハナシではないし、そうした製品だけが「メイドインジャパン」を名乗る資格があるというのもどうなのかなぁと・・・ (;^_^A アセアセ・・・

 

 仮に、カリフォルニア産の果実を輸入し、それを原料にして作られたジュースは「メイドインジャパン」とは言えないんでしょうか?

 また、中国から輸入したウナギを原料にして作られたウナギパイは、「メイドインジャパン」ではないんでしょうか?

 

 確かに、日本のメーカーの製造販売した家電品であっても、現地の工場で組み立てられた製品には、「メイドインチャイナ」とか「メイドイン台湾」とかの表示がありまして、さすがにそれらを「メイドインジャパン」とは呼ぶのは難しいんでしょうけど、たとえ台湾製の液晶パネルを使い、韓国製の半導体を使い、中国の工場で組み立てられたテレビであっても、基本的な設計さえ日本人が行なっていたなら、個人的には「メイドインジャパン」でもいいような気がします。

 ただ、組み立てが国外ということは、日本国内で販売するためには「輸入」という手続きが必要ですから、やはり「メイドインジャパン」を名乗ることは難しいとは思いますが、矢作の言う「自分の会社が物を作ってるってことが、メーカーにとっては大事なんだ」というのは、つまるところ、現地生産であっても、作業員が外国人であっても、外国のパーツを使っていても、その製品を企画開発し、製造したのが日本のメーカーでありさえすれば、それは「メイドインジャパン」には違いないんじゃないかと言いたいんじゃないかと・・・

 

 いずれにしても、かつては世界を席巻した「メイドインジャパン」ですが、世界が狭くなるのにつれて、ますます肩身の狭い思いをし、存在感もどんどん薄れてきているような気がしてなりません。

 

 負けるな~~

 メイドインジャパン! ヽ(^o^)尸

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