白い悪魔
発達した低気圧の影響で暴風雪となった北海道では、2日からの死者は9人になったと報じられた。
なんともお気の毒なニュースであり、ことばもありません・・・ (__;)
毎年、冬になると雪国では、必ずといっていいくらい雪による事故が起き、報じられます。
雪下ろしの作業中の事故や雪崩、冬山の遭難や雪道での交通事故・・・
かくいう私も、会津で暮らしていた時には「雪」が原因で何度も命を失いかけたことがあり、雪の恐ろしさは身にしみてわかっていますから、とても他人事とは思えません・・・
そういう経緯があって、とても雪国では暮らせないと会津から逃げだし、千葉に移り住んで丸26年になります。
なんにもしなくても、春になればひとりでに消えて無くなってしまう「雪」なのに、どうして雪国に住んでいるというだけで、こんなにも「雪」に苦しめられ、虐められなくてはならないのか・・・
私にとって、「雪」は「白い悪魔」以外の何ものでもありませんで、金輪際、見るのも触るのもまっぴら御免と、子どもの頃から毛嫌いしています。
雪がキレイだとか美しいだとか、そういう感傷的なことばは、タマにしか遭遇しないから言えるのであって、毎日毎日当たり前のようにソコにある人にとっては、ただただ邪魔で鬱陶しくて見るのも嫌な存在でしかないだろうと私は考えています。
もっとも、雪国に住んでいる人の全てがそう思っているワケではなくて、もしかしたら「雪」に対してそういう思いを抱いているのは私を含めて少数派なのかもしれませんが、こうして「雪」に命を奪われてしまう人が現実に存在するのも事実でして、そういう人にとっては、やはり「雪」は「白い悪魔」なんじゃないかと思えてなりません・・・
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