世界遺産
富士山が世界遺産として登録される見込みだと報じられてから半月。
どうも世の中、早とちりの勘違い野郎が多いようで、地元の山梨、静岡両県の関係者を中心に浮かれている輩が多過ぎるように感じる・・・
そういう輩は、世界遺産に登録されることで、観光地としての「箔」が付き、より多くの観光客が呼べるとでも思っているのではないか・・・ (ノ_-;)ハア…
今さら言うまでもないことですが、「世界遺産」というのは「文化遺産」であれ「自然遺産」であれ、「保護」が登録の第一の目的ですから、富士山が世界遺産に登録されるということは、今とは逆に、観光客を規制して、山への安易な入山は制限しなければならないということを忘れているのではないか。
もちろん、マイカーが好き勝手に五合目まで押し寄せるような事態は極力避けなければならないだろうし、道路や河川を始めとする富士山周辺のインフラ整備にも慎重な姿勢が求められるコトになるだろう。
大自然の中に多くの人が集まれば、そこにはゴミやふん尿の問題が必ずつきまとうワケで、現状でさえそれらの処理がままならないのに、これ以上の観光客を富士山周辺に呼ぼうとするのは、自らの首を絞める行為になるのではないか・・・
山が汚いから、自然遺産としての登録はNOというキビシイ判定が突きつけられた過去を忘れてしまったわけでもあるまい。
「ドレスデン・エルベ渓谷」の例を出すまでもなく、世界遺産に登録された後でリストから削除されるような醜態を晒すのだけは勘弁して欲しいと、今回の報道と浮かれようを見て、私はマジで危惧しています・・・ (ノ_-;)ハア…
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コメント
富士山は遠くで眺めて愛でる山
いつまでも美しくあってほしいと思いますね~
投稿: タ | 2013年5月15日 (水) 19:24
パパさん、どうもです (^_^)/
私も、富士山は遠くから眺める山であって、登って楽しむ山ではないと思いますねぇ。
近くへ寄れば寄るほどそういう思いは強くなります。
だって、足下の富士山を見ても、富士山には感じられないじゃないですか (^◇^) 。。。ケラケラ
投稿: 夢ピ | 2013年5月15日 (水) 21:51