ドーハの悲劇
サッカーの日本代表は、11日にカタールのドーハで行なわれたW杯アジア最終予選最終戦でイラク代表と対戦し、終了間際の後半44分に岡崎が決勝ゴールを決め、1-0で勝利した。
私もこの試合はテレビで観戦していたのですが、すでに出場が決定している日本に対し、負ければ出場の可能性が消えてしまうイラクという事で、序盤から積極的に日本陣地内に攻め入るイラクの攻撃は、なかなか驚異的でもありました (^_^;
両チーム共に決定力を欠き、0-0のまま終盤を迎え、スコアレスドローが濃厚に思えてきた後半の44分、見事なカウンターから岡崎が彼らしい泥臭いゴールを決め、イラクに引導を渡した・・・
思えば、1993年のW杯米国大会最終予選で、勝てば初出場が決まるというイラク戦において、アディショナルタイムにまさかのゴールを決められ、ほぼ手中にしていたはずのアメリカ行きの切符が、スルリと手からこぼれ落ちていった、あの「ドーハの悲劇」がまさにこのドーハの地での出来事でした。
蛇足ですが、ゴールを決められて出場が出来なくなったこの「ドーハの悲劇」は、以後伝説となりまして、言葉から受けるニュアンスもあって「負け試合」だったかのように誤解している人も多いのですが、実際には「ドーハの悲劇」は同点ゴールでして、試合も「引き分け」でした (;^_^A アセアセ・・・
しかし、あとは試合終了の笛が鳴るのを待つだけ・・・という状況においての同点ゴールでしたから、あの時のショックはまさに「悲劇」そのものでありまして、限りなく負けに等しい引き分けだったわけです・・・ (ノ_-;)ハア…
あの時は、イラクが終了間際のゴールで日本を絶望のどん底に落としましたが、今回は日本が終了間際のゴールでイラクを絶望へと突き落としましたから、言うなれば、日本がドーハの地において、因縁の相手に「悲劇のお返し」をしたコトになるのではないかと (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
そう考えると、ドーハで行なわれるイラク戦というのは、あの時も今回も、しびれるシチュエーションでの戦いになりましたね (^◇^) 。。。ケラケラ
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