大相撲名古屋場所を終えて
大相撲の名古屋場所が、昨日千秋楽を迎えた。
結果は、横綱の白鳳が3場所連続で26度目の優勝を飾り、順当な結果で幕を下ろしたものの、もう一人の横綱である日馬富士はというと、千秋楽の結びで手負いの白鳳に勝ちはしたものの、10勝5敗という成績で、とても横綱のソレとは考えられないような恥ずかしい結果に終わった・・・ (ノ_-;)ハア…
それはともかくとして、今場所は「珍しいもの」と「いいもの」をそれぞれ見せて頂きました o(*^▽^*)o~♪
「珍しいもの」は、13日目での優勝決定です。
13日目の優勝なんて、これまでにも何度か目にしてきましたから、ナニを今さらという感は否めませんが、しかし、今場所のそれはいつものソレとはまったく事情が違いまして、序の口、序二段、三段目、幕下の各段に加え、十両と幕内まで、6人の優勝者全てが13日目に決まったというもので、1場所15日制が定着した1949年以降では初めてというもの o(*^▽^*)o~♪
幕下までの力士は、一場所に7番しか取りませんから、けっこう相星による優勝決定戦が千秋楽に行なわれる事も少なくなく、各段の優勝者が千秋楽前に全て決まってしまう事は、意外と少ないんですよね。
優勝した力士が頑張ったのは言うまでもないコトなんですが、それ以外の力士達が不甲斐ないというのも大いにあるんじゃないかと私なんかは思う次第です (ノ_-;)ハア…
「いいもの」の方は、新十両でいきなり優勝してしまった遠藤の素晴らしさです。
遠藤は今年の春場所に幕下付け出しで角界デビューという事で、正直私もまったくノーマークの存在でして、今場所の活躍で初めてその名前を知りました (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
大学4年の時にアマ横綱になった逸材とはいえ、若干22才で本場所も3場所目の新人とはとても思えない落ち着いた取り口に、私は凄い若手が現われたなと両手を挙げて喝采を贈っています ヽ(^◇^*)/
昨日の千秋楽も、元三役経験者の豊真将を一方的に押し込んで突き倒しに仕留め、実力の違いをまざまざと見せつけてくれました w(゚o゚)W
まだ四股名もない、ザンバラ髪の遠藤の今場所の番付は、
西の十両13枚目。
そこにもってきて、今場所の成績は14勝1敗で、しかも優勝というオマケまで付いた。
「13」も星を勝ち越しているワケですから、普通に考えても十両の筆頭まで順当に番付を上げると思います。
問題は、「優勝」という結果をどの程度番付に反映させるかという事になりますが、私はおそらく「新入幕」というボーナスを遠藤に出すんじゃないかと思っています (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
そうなりますと、春、夏、名古屋と、たった3場所で新入幕という事になり、朝潮、武双山、雅山の4場所を上回り、史上最速での新入幕になります。
どうしても稀勢の里を横綱に上げたいのがミエミエの大相撲協会ですから、昨日琴奨菊にいいところ無く破れてしまい、綱取りが白紙に戻ってしまった今、話題作りのためにもこういうスター力士の出現は、渡りに船と思っているはずなので、おそらく大盤振る舞いの待遇で、遠藤を新入幕させるだろうと私は思っているんですがね (^◇^) 。。。ケラケラ
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