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2013年7月28日 (日)

タイヤハウス

 先日、愛車にチョッとした具合が出たものですから、購入したお店に持ち込み、相談してみました。

 不具合を調整する間、代車をお借りして乗っていたんですが、私の愛車とは違い、運転していて何か違和感を感じる・・・ (^_^;

 

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 私の愛車は、スバルのサンバーバン
 借りた代車は、ホンダのアクティバン

 同じタイプの車のはずなのに、この乗りにくさの原因はいったい何だろうと思って、運転席をよく観察してみると、なるほどと思う理由が見つかりました (^^ゞ

 原因は、前輪のタイヤハウス

 

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 代車のアクティは、写真のようにホイールベースを広くとった今風の設計になっているために、足下にタイヤハウスが大きくせり出していて、アクセルペダルが左側にオフセットされたレイアウトになっていて、それがために窮屈な感じがするのは否めません。

 

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 対して、わが愛車のサンバーは、従来風の設計になっており、タイヤハウスは座席の真下にあります (^^)v
 それがために、足下はご覧のように広々としていまして、各ペダル類もゆったりと配置されています。

 

 軽自動車なんて、もともとサイズ的な制約も大きいので、こんなチョッとした事でも運転席が窮屈に感じてしまいます。

 さらに加えて、アクセルペダルやブレーキペダルが全体的に左側にレイアウトされているわけですから、運転姿勢にもムリがあるのは言わずもがなです (ノ_-;)ハア…

 よく、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた・・・ 」などというコメントを事故を起こした運転者が語ることがありますが、アレはこんなふうに、各ペダル類が全体的に左側にオフセットされた車だから起こってしまう悲劇なわけで、とっさにブレーキを踏んだつもりが、そこにあったのはアクセルペダルだった・・・というのがその理由です (__;)

 

 設計者だって、そんなコトは百も承知だと思うのですが、にも関わらず、どうして車輪をこんな四隅に配置してしまうのかと言えば、単にホイールベースを長く取りたいからという、それだけの事に過ぎないのではないかと思うしだいです。

 ホイールベースを長く取ることによって得られる利点というのは、車体の安定性ですが、反面、小回りが効かなくなりますから、取り回しはし難くなります。

 

 これが、乗用車タイプならハナシは違いまして、前部にボンネットが設けられているのが普通ですから、四隅にタイヤを配置してもエンジンルームが圧迫されるだけで、足元にはそれほど影響を与えません。

 しかも、室内のスペースも広くなるというメリットも得られますが、
バンタイプや1BOXタイプの車の場合ですと、キャブオーバーと呼ばれる、運転席が車体の最前部に設けられており、フロントガラスの下にはフロントバンパーがあるのが普通ですから、こういうタイプの車にホイールベースを長く取ろうというのは、ドライバーを無視した設計なんじゃないかと私なんかは思うしだいです。

 

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 たとえボンネットがある乗用車だって、軽自動車は全体的に小振りですから、ご覧のようにアクセルペダルが若干タイヤハウスによって邪魔されてしまうのは否めないワケで、軽自動車に対して四隅にタイヤを配置する設計というのは、そもそもが邪道だと私なんかは思いますねぇ・・・

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