同級生
最近、気になっていることばがありまして、ソレがタイトルにも挙げた「同級生」というものです。
「同級生」といえば、同じ教室で学んだ学友という事で、「クラスメート」ということばで置き換えることもできます (^^)v
ところが、最近のスポーツ新聞には「同級生対決」という見出しが
しばしば目につきます (ノ_-;)ハア…
曰く、楽天の田中と巨人の沢村・・・
曰く、阪神の藤浪と日ハムの大谷・・・
かつては、楽天の田中と日ハムの斉藤もよく同級生と言われて比べられました。
しかし、上に挙げた名前の面々は、同学年ではあっても、同じ学校に通ったことはありませんから、厳密に言えば「同級生」ではないはずなんですが、にも関わらず「同級生」として比べられがちです・・・
ここで言うところの「同級」という意味を、「同じレベル」とか「同じ立場」とかの意味で使っているのだとしたら、「同級生対決」というのもわからないでもないですが、それであるならば、「同級対決」でいいと思いますし、わざわざ「同級生対決」と言わなくてもいいんじゃないかと・・・
私としては、「同級生」というのは、あくまでも「同じ教室」で学んだ学友のことを指すのであって、同じ学校に通っていてもクラスが違うとか、そもそも通っている学校が違うのであれば、それは「同級生」ではなく、「同期生」と言うべきだと思っています。
ですから、楽天の田中と巨人の沢村、あるいは日ハムの斉藤。
また、阪神の藤浪と日ハムの大谷などは、「同級生対決」ではなく、「同期生対決」、あるいは「同学年(同い年)対決」と言うのが正しい表現ではないかと思う次第です。
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