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2013年9月26日 (木)

座布団

 大相撲秋場所の10日目、全勝の横綱白鳳を関脇の豪栄道が押し出しで破り、館内を大いに沸かせたと報じられた。

 

 一昨日のことですが、過去に1勝20敗と全く歯が立たなかった白鳳を相手に、豪栄道が大殊勲の白星を挙げました。

 それ自体はとても素晴らしいことで、奉杯レースも俄然盛り上げって来たんですが、取り組み後に館内に乱舞した座布団についてひと言・・・

 

 大相撲では、番狂わせの取り組みがあった時に、まぁ、主に横綱戦において・・・ ですが、観客が座布団を投げるのが一般的です。
 しかし、この座布団を投げる行為については賛否両論がありまして、大相撲協会では控えるようにと館内アナウンスもされます。

 

 私自身は、座布団投げは大賛成派の一人でして、アレは大相撲の文化の一つですから、危険だからとかどうとか、様々な理由を付けて止めさせるのは「野暮」以外の何ものでもないと思っています。

 

 なぜ番狂わせの取り組み後に座布団を投げるのか・・・

 元々は、タニマチやファンが、勝った方の力士に「天晴れ」という意味で、着ていた羽織を土俵に向かって投げ込んだのが始まりです。
 拾った羽織を持ち主のもとに持って行くと、代わりにご祝儀を渡すのが常でした。

 今では、羽織を着て観戦する人はほとんど居ませんから、投げるモノも座布団に変わり、ご祝儀を渡すことも無くなりましたが、こういう「伝統」と「文化」は大切にするべきだと個人的には思っています (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

 そんなワケで、今でも「よくやった~」という意味で土俵に向かって座布団を投げ込むわけですが、中には「バカヤロ~、ナニやってんだ~」みたいに、ヒイキの力士が負けたことの腹いせに座布団を投げ込むトンチンカンな野郎が居るのも事実でして、もしかしたら最近ではそういう「モノに当たる勘違い野郎」の方が主流なのかもしれません (^_^;

 だから、協会側でも「座布団を投げないでください」なんてアナウンスをせざるを得なくなったのかもしれません。

 

 まぁ、客観的に見ても、館内に座布団が飛び交う光景は、あまり行儀のいいモノではありませんから、みっともないから止めるべきだという否定派の気持ちもわからないではないですが、アレがあってこその大相撲だと私なんかは思っていますから、粛々と取り組みが進み、館内に座布団も舞うコトも無いような日が何日も続いたとしたら、その場所は盛り上がりに欠けた失敗興業だったと言えなくもありません (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 「番狂わせ」は、あまり歓迎されるべきモノではありませんが、そうかといって全く無かったら、世代交代もないということで、角界全体にとってはむしろ番狂わせがあればあるほど活気があって、喜ばしいことなのではないかと個人的には思っています (^^)v

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