把瑠都の引退
大相撲の秋場所を前に、昨日、元大関の把瑠都が引退を発表しました。
個人的には横綱も間違いないだろうと思っていた把瑠都が、まさかの負傷休場で土俵人生に幕を閉じてしまおうとは・・・ (__;)
あの体格ですから、膝を痛めてしまっては、
相撲どころか立つことさえおぼつかないワケで、仕方ないとはいうものの、残念でなりません。
同じような土俵人生を歩んだ力士に、私も大好きだった小錦が居ますが、やはり膝を痛めて大関から陥落し、それでも騙し騙しではありますが膝をかばいつつ、丸4年間も幕内を勤めた後に、十両落ちが決定的となり、引退に至った・・・
両者とも、外国人大関であり、並外れた体格と人なつこいキャラクターで大相撲ファンに愛されましたが、ケガには勝てずに土俵を去っていきました。
把瑠都は、小錦よりも、どちらかといえば曙に似た力士で、土俵上でも器用に動けましたから、私も早いうちから横綱昇進は間違いないだろうと思っていただけに、ケガは本当に心配していました。
大柄な割にはフットワークも軽く、曙のように体格を生かした突き押し一辺倒でもなく、四つ相撲でもそこそこ取れるとあって、横綱昇進を期待していたのは私だけではなかったと思うんですが、いかんせん、パワーに任せた強引すぎる取り口が目立ち、そのせいでケガが心配されていたのも事実です。
案の定、左膝を何度も何度も痛め、結果的にそれが原因で引退せざるを得なくなったワケで、運がないと言ってしまえばそれまでなんですが、
土俵の華が居なくなってしまうのは本当に残念ですねぇ・・・ (__;)
もう、あの人なつっこい笑顔を見ることはできないのかと思うと、淋しくなります・・・
把瑠都関、本当にお疲れ様でした・・・ m(_ _)m
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コメント
どの競技もそうですが、やはり足腰が基本ですね。
強引な投げに頼っていると、そのうち大怪我をすると、親方は指導できなかったのでしょうか?
投稿: ナンカイ | 2013年9月14日 (土) 18:27
前々から危険性は指摘はされていたようですが、所詮は基本
を蔑ろにした力任せの相撲ですから、つぶしは効かなかったようです・・・ (__;)
投稿: 夢ピ | 2013年9月14日 (土) 20:19