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2013年11月12日 (火)

心意気

10月22日に大阪の阪急阪神ホテルで食材偽装が発表されて以降、全国各地のホテルや百貨店で毎日のように食材偽装が報告されています。

 

 もちろん、メニューの表示と異なる食材で料理を作り、客に提供することは許されるハナシではありませんし、擁護するつもりも毛頭ございませんが、私は世間の声とは少々違う意見を持っている一人です。

 ひとことで言うならば、そんなコト「当たり前」とは言わないまでも、どこでも普通にやっているコトだと私は思いますし、そんなコトで何を今さら騒ぎ立てる必要があるんだろうと・・・ (;^_^A アセアセ・・・

 

 食材偽装が明らかになる度にいちいち目くじらを立てて企業を糾弾するのは、少々大人げないのではないかとさえ思っています。

 第一、それらのメニューを食べたお客は、「美味しい」と思い、それに見合う対価として代金を払ったワケでしょ。
 にも関わらず、偽装が発表された途端に「許せない」とか「騙された」とか言って怒りだし、挙げ句の果てに返金を求めて騒ぎ出すというのはいかがなものかと・・・ (ノ_-;)ハア…

 

 始めに述べた通り、メニューの表示と異なる食材で料理を作り、客に提供することは許されるハナシではないし、店としての経営姿勢や料理人としての資質を問われかねない不祥事だと私も思うものの、経営者ならコスト削減は大きな命題でもあります。

 そして、そういう経営者の意見を取り入れた上で、食材の質を落とすコトは当然の事としてあり得るハナシですし、そういう納得のいかない食材でも客が納得するメニューを提供することは、料理人としての腕の見せ所ではないかと私は思う次第です。

 

 だからといって、加工肉のように表示された食材とは明らかに別のモノを使うのは御法度ではありますが、車海老と称してブラックタイガーを使ったり、伊勢海老と称してロブスターを使ったりする事の、いったいどこが問題なんだろうと・・・ (ノ_-;)ハア… 
 品種は違っても、エビはエビですから、出来上がった料理が美味しければそれでいいんじゃないかと私は思いますし、そんなコトを指していちいち偽装だと言うのはおかしいんじゃないかと・・・ (^^ゞ

 むしろ、そんな本来の食材とは異なる食材を使っていても、当初のメニューとほとんど変らない味の食事を提供し、客を満足させる事ができるということは、料理人としての心意気であり、客を騙しているという事とは別のハナシではないかと私は思う次第です。

 

 以下は私の持論ですが、一流の食材を使って美味しい料理を作るのは、言ってみれば「当たり前」のハナシであり、そこに料理人としての腕がどれだけ奮われたのかははなはだ疑問です。
 一方、満足な食材が揃わなかったとしても、それでお客が満足して高いカネを払おうと思ってくれる美味しい食事を提供できたとしたら、料理人としては、してやったりの得意顔ができるのではないか。

 それは「偽装」などという次元の低いハナシではなく、見方を変えれば料理人の修行の賜物と言えるのではないかと個人的には思うのですがねぇ・・・

 もちろん、表示と違う食材を使えば、経営者としては「偽装」のそしりを受けても仕方がないとは思うのですが、それで美味しい料理が作れれば、職人としては天晴れと私は言いたいですねぇ (*^.-^*)♪

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