« 成田の風物詩 | トップページ | 靖国参拝 »

2013年12月29日 (日)

剣客商売

 一昨日の夜、フジテレビで放送された年末時代劇「剣客商売」を見た。

 このシリーズは「鬼平犯科帳」と並び、私のお気に入りなので、毎回楽しみにしています。

 

 私は長く藤田まこと版の「剣客商売」を見てきましたが、藤田まことが亡くなったことにより、キャストが一新され、今回見た「剣客商売」は全く新しいドラマとなっていました (^_^;

 藤田まこと版の時にも、息子の大治郎が渡部篤郎から山口馬木也に代わり、それに伴い、伴侶の三冬も大路恵美から寺島しのぶに代わった事があった。
 しかし、私は最後まで山口演じる大治郎と寺島演じる三冬には馴染めなかった・・・ (__;)

 といっても、二人の力量が前任の二人に劣っていたとかいうわけではない。
 山口馬木也はともかくとして、寺島しのぶの方は大路恵美よりは巧かったと私は思う。
 特に三冬を演じた寺島しのぶは、さすがの貫禄で堂々と三冬を演じきっていました。

 それでも、最初に見た渡部篤郎と大路恵美の二人の方が私には役にはまっていたと思えてならなかった。
 つまりは、「違和感」ということになるのだろうが、コレばかりは見る方の一方的な主観でしかないので、ご勘弁いただくしかありませんが・・・ (;^_^A アセアセ・・・

 

 しかるに、今回の北大路欣也版「剣客商売」ですが、スタッフが藤田まこと版の時と同じという事で、作品全体の出来はさすがだと思うんですが、やはりキャストが一新しているということで、藤田まこと版「剣客商売」とは全く別の作品としか思えませんでした (ノ_-;)ハア…

 

 第一、主役の秋山小兵衛ですが、藤田まことと違い、北大路欣也ではかくしゃくとしすぎていて、道場を息子に譲り、世捨て人として俗世間から離れて気ままに暮らしている隠居老人という、「枯れた雰囲気」がちっとも伝わってきません(笑い)
 どう見ても現役の剣豪であり、今もって揺るぎない道場の主という雰囲気で、新しい顔ぶれの中で一番原作のイメージとかけ離れていたのが北大路欣也演じる秋山小兵衛で、完全にミスキャストと言わざるを得ません。
 まぁ、それだけ藤田まことが演じた秋山小兵衛が、ピッタリと役にはまっていたという事なんでしょうが (^◇^) 。。。ケラケラ

 また、斎藤工演じる秋山大治郎も見ていて納得いかないというか・・・ (^◇^;)
 まだまだ力不足で、小兵衛のせがれを演じるには早すぎますよ・・・ というか、アレで道場の主というのには笑っちゃいました(苦笑)

 

 一方で、今回のキャストで唸らされたのが貫地谷しほり演じるおはると、杏が演じる佐々木三冬の二人です。
 この二人は、過去に見たいずれの役者よりも役にはまっていたというか、素晴らしいキャスティングでした o(*^▽^*)o~♪

 まず、おはるですが、小林綾子もよくやっていたと思うんですが、貫地谷しほりのそれと比べると、原作のイメージという点ではチョッと負けていたかなと思う次第です (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 そして、三冬もまた杏がよく演じていました。
 もちろん、役者としては寺島しのぶの方が圧倒的に勝っていまして、単に演技力だけを比べるならば、杏は寺島の足元にも及ばないワケですが、こと「佐々木三冬」というオトコ女を演じるには、寺島しのぶでは艶っぽすぎて、時折見える「女」の顔が三冬の役の邪魔をしていたわけですが、杏の持つ男性的な面が三冬というキャラを演じる上ではかえって好都合だったというか(苦笑)

 

 というワケで、今回の違和感アリアリの「剣客商売」も、それなりに楽しめたのは、貫地谷しほりと杏という二人の女優のキャスティングと好演があったからだと思う次第です (^_^)V。

|

« 成田の風物詩 | トップページ | 靖国参拝 »

マスメディア・芸能を語る」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 剣客商売:

« 成田の風物詩 | トップページ | 靖国参拝 »