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2014年7月 9日 (水)

育ち盛り

 大相撲の名古屋場所が、今度の日曜日に初日を迎えますが、そういう事もあって、最近の大相撲の話題を一つ・・・

 

 といっても、人気の遠藤や30度目の優勝を目指す白鳳の話題ではなく、ましてや横綱として初優勝を目指す鶴竜の話題でもありません (^_^;

 実は、まだ力士にはなれていない、力士予備軍の話題なんですが、これがまた、なんとも興味深いというか (^_^ゞポリポリ

 

 一昨日の7日に新弟子検査が行なわれましたが、先月の下旬、式秀部屋に入門した若者の一人がその新弟子検査の受験を受け、めでたく合格したそうです。

 まぁ、それはそれでいいんですが、合格する前からすでに彼には四股名が決まっているというもので、それが「育盛(そだちざかり)」だという (^◇^) 。。。ケラケラ

 育盛は、身長は174cmあるものの、体重は64.3kgしかなく、新弟子検査の合格基準である173cm以上、75kg以上という本来の合格基準はもちろん、167cm以上、67kg以上という第二新弟子検査の基準にも若干届かない・・・ (;^_^A アセアセ・・・

 という事で、新弟子検査に向けて、今はとにかく丼飯をかき込み、豆乳を飲んで増量中というハナシだったんですが、そんな細身の彼を見て式秀親方が付けた四股名が「育盛」というワケです。

 

 実は、式秀部屋にはもう一人軽量力士が居まして、それが164cm、60kgの「宇瑠虎(うるとら)」です (^◇^) 。。。ケラケラ

 宇瑠虎については、昨年の九州場所の時にも「ウルトラマンタロウ」という記事を書いて紹介させて頂いた事があります (^_^ゞポリポリ

 角界は、他のスポーツから比べれば話題性が乏しく、ニュースに取り上げられる事も少ないという事情はわからないでもないですが、こういう珍名を次々に力士に付ける式秀親方というのもいかがなものかと思う次第です (;^_^A アセアセ・・・

 

 そもそも、身長は167cm以上、体重は67kg以上という明確な合格基準があるにも関わらず、身長で3cm、体重は7kgも足りない宇瑠虎が新弟子検査に合格したのはどういうワケなんだろう (?。?)

 いくら入門志願者が減っているという、苦しい台所事情があるとはいえ、こういうあからさまに水増し合格者とわかる力士が大手を振って土俵に上がるのはいかがなものかと思う次第です (ノ_-;)ハア…

 それなら、ハナから基準など設けずに、入門志願者を黙って受け入れればいいだけのハナシではないのか。

 今回の報道でも、7日の午前中に体重を量ったところ63kgだったそうで、慌てておにぎりを4個、うどん2杯を食べ、検査会場では2・5リットルの水を飲んだそうですが、そんなコトぐらいで4kgもの穴埋めができようはずもなく、本番の計量では案の定、検査担当の親方の目こぼしがあったらしいとのハナシです (;^_^A アセアセ・・・

 

 四股名で話題になっても、本来の相撲で活躍できなければ、結局は角界のためにはならないと思うのは私だけなんだろうか・・・ (__;)

 新弟子検査で苦労し、小兵力士として土俵を湧かせた舞の海という先輩力士も過去には居たわけですから、遠藤のようにとまでは言いませんが、同じ話題になるのであれば、土俵外のコトではなく、本来の「相撲」で騒がれるような力士になってほしいものです。

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