巾着田
先日書いた彼岸花の記事に頂いたコメントの中で、彼岸花のことを「縁起の悪い花」とお考えになっている方がいらっしゃる事を知って、なるほど、世の中にはそんな事を考えている人もいるのかと・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
おそらく、「彼岸花」→「お墓」→「故人(死者)」という発想が、彼岸花を縁起が悪い花とお考えになられている方の主たる理由なんじゃないかと思うんですが、私なんかにはまったく考えられないコトなので、今日の記事になりました。
今日は秋のお彼岸の中日ですから、お墓参りに出かけられる方も多いんじゃないかと思うんですが、私自身にはお彼岸だからとかお盆だからとかいって、あらたまってお墓参りをしようという発想は毛頭ありません (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
別に、不信心だからとかいうわけではなく、ナニもお墓参りの人で混み合う時期に合わせて、混み合う場所にわざわざ足を運ばなくてもいいんじゃないかというのがその理由です(苦笑)
私も仏事関係の仕事に就いていた時期があるので、多少はそういう事に関する知識も持ち合わせています。
ご先祖に対するご供養というのは、お盆やお彼岸にお墓参りをするとか、欠かさずに法事を営むとか、そういう事だけを指していうわけではありません。
もちろん、それもご供養の一つではありますが、お仏壇のご位牌に手を合わせる事の方がずっと大事で本質的な供養であるわけですが、そういう事を蔑ろにしている人に限って、後ろめたい気持ちがあるのか、お盆やお彼岸には熱心にお墓参りをするようですが、あらためてそんな仰々しい事をしなくても、日頃のご供養を欠かさずに行っていれば、お墓参りなどしなくったってご先祖さんは恨み言など言うはずもないわけで・・・ (^◇^) 。。。ケラケラ
歌にもあるように、そこにご先祖さまはいませんし、眠ってなんかもいません (^◇^;)
第一、同じお墓参りをするにしても、お盆やお彼岸当日ではなく、ほんの一日か二日、前か後ろにずらして詣でるだけでも、楽にお墓参りができるだろうと思うのですが、お墓参りはどうしてもそういう日にしなければならないと勘違いしている人が多いから、あのような混雑になってしまうわけで・・・ (^◇^) 。。。ケラケラ
それはともかくとして、どんな花だって美しい事に代わりはないわけで、「彼岸花」という名前だからとか、お寺とかお墓の周りでよく見かけるからとか、そんな些細な理由でせっかく美しく咲いている彼岸花を好きになれないなんて、悲しい事だなと・・・ (;^_^A アセアセ・・・
例えば、埼玉県日高市の「巾着田」に咲き誇る、100万本とも200万本ともいわれる彼岸花の大群生をご覧になっても、やはり縁起が悪いとか思うんでしょうかねぇ・・・ (^_^ゞポリポリ
私自身はまだ足を運んだ事はありませんが、「巾着田」は、彼岸花を観賞しようと、毎年大勢の観光客が押し寄せる、関東では有名な観光スポットです。
もし、彼岸花を縁起が悪いとか思っている人がいるとして、そういう人はこういう一面に咲いている彼岸花を見てどのように思うのでしょうかねぇ (^_^;
やっぱり、縁起の悪いところだとか思うのでしょうか・・・
名前だとか、咲いている場所だとか、そういう枝葉に惑わされて、花本来の美しさが感じられないとしたら、本末転倒なんじゃないかとさえ思います。
例えドブの中に咲いていたとしても、蓮の花は蓮の花であり、美しい事に代わりはないように、綺麗なものは、素直に綺麗と思って見る方が、人生を楽しめると思うのですが・・・ (^◇^) 。。。ケラケラ
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コメント
「赤い花なら曼珠沙華」という懐メロにもある通り彼岸花の花の別名、最近は色んな外来品種があり白・桃・黄色。
在来品種は赤い色が火事を連想させるので「火事花」と呼ばれ嫌悪されてる地域もあります。
球根に毒があり土葬の時代には墓地に植えて獣に荒らされるのを防いだとか。
「曼珠沙華」という百恵ちゃんの歌は大好きで、シングルカットされていない時代から愛聴歌でした。
葉のない時期に花が咲き、葉のある時には花が無い。つむじ曲がりの我が身を見る様で大好きであります・・・。
投稿: 東志郎 | 2014年9月23日 (火) 08:04
東志郎さん、どうもです (^_^)/
なるほど、なるほど (^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)ウンウン
私は、山口百恵の歌で、「曼珠沙華(まんじゅしゃか)」ということばを覚えました。
それまでは、「曼珠沙華」は「まんじゅしゃげ」と読んでいたので、そういう読み方もあるのかと勉強になりました (^^)v
投稿: 夢ピ | 2014年9月23日 (火) 09:21