師走
今日から月が変わって「12月」になります。
いよいよ暦も残り1枚となり、今年も残り少なくなった感が否めませんが、例えるなら、最終コーナーを回ってラストスパートに入った感じでしょうか (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
それはともかくとして、「12月」は昔から「師走」と呼ばれていることはご存じの通りで、旧暦を用いなくなって久しい現在でも相変わらず使われています。
普段は慌てることのない「師」でさえ、年の瀬には走り回るほど忙しいところから「師走」と呼ばれているという事ですが、では、ここでいうところの「師」とはどういう職種の人かご存じですか?
よく言われている「師匠」とか「教師」というのは大いなる勘違いなのですが、多くの人が「師走」の「師」を「学校の先生」の事だと思っているようです。
しかし、実際には「師走」の「師」は、お寺の住職(お坊さん)のコトを指します。
お盆にお寺のご住職が檀家を回ってお経を上げるのはよく知られていますが、かつては年末にも檀家を回ってお経を上げていたことはあまり知られていません (^^;
そういうお坊さんの忙しそうな様子を言い表したのが「師走」ということばの語源であり、有力だと言われています。
もちろん、他にも「師走」の語源には諸説あるようですが、私に言わせればいずれもでっち上げの感が強くて、「師走」=お坊さん説を上回るようなものは見当たりませんねぇ (^_^ゞポリポリ
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コメント
「師走」が何時代の生まれかは私はわかりませんが、 おそらく、昔はお寺とかお坊さんの社会的な影響とか地位が今の学校以上に大きかったのでしょう。
投稿: 力三郎 | 2014年12月 3日 (水) 07:29
力三郎さん、どうもです (^_^)/
確かに、そうなのでしょうね。
「男はつらいよ」の中にも、御前様が当たり前のように登場してます。ああいうのを見ると、お寺は今よりももっと日常生活の中に溶け込んでいたんだろうと思います。
投稿: 夢ピ | 2014年12月 4日 (木) 02:56