« 梶原一騎 | トップページ | 照ノ富士 vs 逸ノ城 »

2015年3月21日 (土)

私の愛したPCたち

 先日、「MSXパソコン」という記事を書いて、私がパソコンに出会った時の模様を述べさせて頂いたのですが、今日はその続編というか、私が購入して使ってきた懐かしいパソコン達をご紹介させて下さい (^^ゞ

 

 《 初代 》 1984年の夏頃

 メーカー:ビクター
 型式:HC-6

20150321001  何事にも最初があるワケでして、私が購入したパソコンの第一号は、先日の記事の中でも紹介したビクターのMSX機であるHC-6です。

 先の記事でも述べましたが、この機種は何らかの目的やこだわりがあって購入したものではなく、お店でデモを行なっていた同じゲームを自宅でもやりたくて購入しただけで、ただそれだけの機種です (^_^;

 しかし、このパソコンがあったからこそ、その後のパソコン購入の変遷があり、今に至るわけです (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 購入当初は、お仕着せのゲームばかりしていた私でしたが、後にPC誌に掲載されているプログラムリストを入力し、それで遊ぶようになります。
 言わずもがなですが、ゲームを購入するよりも、自分でプログラムを入力すればタダで遊べるという安易な理由からなんですが(笑い)

 やがて、BASICでプログラムを作る事を覚えた私は、住所録やビデオのライブラリなどのデータベースや、紙芝居もどきの動画、さらにはアドベンチャーゲームの真似事みたいなモノまで作ったりしたこともあります (^_^ゞポリポリ

 今振り返れば、私のパソコンに対する全てが、このHC-6から始まったワケです・・・ (^^)v

 

 《 2代目 》 1985年の夏頃

 メーカー:SONY
 型式:HB-701FD

20150321002  しばらくはビクターのHC-6で満足していたのですが、プログラムを勉強しているうちにどうしても欲しくなったのが、当時登場したばかりのフロッピーディスクでした。

 

20150318004  当時、データの読み書きにはカセットテープを用いるのが一般的で、私もビクター製のデータレコーダーを使っていました。

 市販のゲームも、カートリッジ式の物もありましたが、多くはカセットテープで供給されていました。
 で、ゲームを始める前にデータレコーダーにカセットテープをセットして、ピ~ガ~・・・という感じで読みこんでいたわけです (;^_^A アセアセ・・・

 左上の写真で、最上段の左側に置いてあるサイコロみたいな機械が私が使っていたデータレコーダーです。

 しかし、プログラムを組んだりしていると、テープでは時間はかかるし、読み込みエラーもあったりして、データを保存したり読みこんだりするのがたいへんでね、それでフロッピーディスクがあれば便利だし、楽チンだろうなと(苦笑)

 そこで2代目のパソコンとして選んだのが、写真のHB-701FDです。

 この機種の時は、プロットプリンターまで購入し、ずいぶんと熱を込めて愛用しました (^^)v
 左上の写真では、中段に置いてあるPC本体の上に乗っているのがSONY製のプロッタプリンターです。

 

 《 3代目 》 1987年の夏頃

 メーカー:Canon
 型式:V-30F

20150321003  SONYのHB-701FDもそれなりに良い製品でしたが、使えば使うほど不満も出てくるのが世の常でして、例えばフロッピーのドライブが1基しか付いていないので、フロッピーのコピーをしようとすると面倒で・・・ (^^;
 また、キーボードにテンキーが無いのも、プログラムを入力する時には不便で・・・ (^◇^;)

 ドライブが1基でも、交互に抜き差しすればコピーはできるわけですが、やはり面倒でね、どうしてもドライブが2基付いている機種が欲しくなって購入した3代目が、CanonのV-30Fです。

 この年には、会津から千葉県の習志野に引越し、江戸川の電器店で働いていた頃で、パソコンや事務用品の売り場担当だったこともあり、自分で仕入れた製品を社内販売で購入でき、役得だったなと (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 この製品はCanonのフラッグシップモデルということもあって、不満らしい不満も無いまま、MSXのパソコンとしては最後の最後まで使い続けた愛すべきパソコンでした (*^.-^*)♪

 今見ても、実にパソコンらしい顔をしています(苦笑)

 

 《 4代目 》 1987年の秋頃

 メーカー:松下
 型式:FS-4700

20150321004  CANONのV-30Fを愛用する一方で、次に購入したのが松下から出ていたワープロパソコンです (^^ゞ

 この頃、ワープロが市場に登場し、私もワープロ専用機を何台か購入しましたが、その過程でこんな中途半端な製品も買って使ったコトがあります (;^_^A アセアセ・・・

 一応、MSXパソコンではありますが、PCとしてはCANONのV-30Fがあったので、使い方としてはもっぱらワープロとしてのみ使っていたわけですが、いかんせん、パソコンとしてもワープロとしても中途半端な機械だったので、この製品を使っていた期間は半年足らずくらいで、直ぐにワープロ専用機を購入してお役御免になりました(笑い)

 

 《 5代目 》 1988年の秋頃

 メーカー:NEC
 型式:PC-88VA

20150321005  ここまでずっとMSXパソコンを使い続けてきた私が、初めてマトモなパソコンらしいパソコンを購入したのがこのPC-88VAです。

 ただ、この機種を購入するにあたって、98にするか88にするかでさんざん迷ったんですが、当時98シリーズはビジネスライクなイメージがあり、そこまで高級なパソコンは必要ないという思いの一方で、88シリーズでは物足りないという思いもあり、そこで私が選んだPCがこの88VAでした (^^;

 その前年に華々しく登場した88VAは、88シリーズの最上位機種として、それまでの8ビットCPUではなく、16ビットCPUを搭載した、どちらかといえば98に近いパソコンでして、購入した当時はかなり悦に入っていたのですが、フロッピーが使い慣れた3.5インチではなく、ペラペラの5インチだったのが気に入らず、さらに、88と98のどっちつかずの中途半端な設計が裏目に出て、市場的にはほとんど人気がなかったこともあって、1年も経たないうちに欲しいという友人に譲ってしまいましたから、このPCの記憶はほとんど残っていませんが・・・ (^◇^) 。。。ケラケラ

 

 《 6代目 》 1991年の夏頃

 メーカー:EPSON
 型式:PC-286LE

20150321006  そして、満を持して本格的なパソコンを購入したのが、このEPSONのPC-286LEでした。

 この当時、電器店からパソコンショップに職場を変えていたこともあって、廃棄処分にされるコトになっていたPCを、捨てるくらいなら私に譲って下さいと言うと、じゃ、2万円でどうだと言うので、いいですよと・・・ (^^ゞ

 捨てる予定のPCですから、タダでくれてもよさそうなものなのに、従業員からでもカネを取ろうというのは、天晴れというのか、それとも商魂たくましいというべきなのか・・・ (^◇^) 。。。ケラケラ

 

20150321007_3 20150321008_4

 

 廃棄処分になるくらいのPCですから、すでに型もデザインも時代遅れで、性能的にもかなり低レベルのラップトップパソコンでした。

 この時にはすでに、NECから 98note や、東芝からも DynaBook などの斬新なノートタイプのPCが発表されていましたから、そういうPCと比べても見劣りしていたのは明らかですが、当時の私にとっては格安で魅力的な中古PCでした (^◇^;)

 しかし、この時の職場環境と、このPC-286LEがあったからこそ、今の私があるわけで、パソコンの知識やノウハウもこのPCがきっかけで身に付けましたし、パソコン通信を始めたのもこのPCが最初でした (^^)v

 

 おそらく、この時にもっと高性能のPCを手にしていたなら、PCに対する熱意も今ほど持てたかどうか・・・ (^_^ゞポリポリ

 と申しますのも、このPCの持っている性能があまりにも低いので、使うにあたってはいろいろなテクニックが必要で、使用している中で遭遇する様々な不具合やトラブルに対応する知識や技術をその都度身に付ける事で、アレコレとPCに対するノウハウが蓄積されていったわけです (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 例を挙げれば、このPCのメモリは僅かに640KB、内蔵されているHDDはたったの20MBでした (^◇^;)

 今時の Windows 機なら、1GBのメモリでさえ少ないと言われてしまいますし、ノートPCのHDDだって、今は200GB程度は当たり前にあります。

 1000KB1MB
 1000MB1GBですから、当時は Windows ではなく、DOS全盛の時代だったとはいえ、今のPCと比べれば、千分の一とか、一万分の一程度の能力しか無かったわけです(苦笑)

 フロッピーディスク一枚の容量がおおよそ1MBですから、20MBのHDDということは、フロッピーを20枚しかコピーすることができない程度の容量しか無いわけで、それでもこの当時のHDDは、1MB辺り千円程度の価格が付いて販売されていましたから、20MBのHDDなら2万円、100MBなら10万円前後のプライスが付いていたはずです。

 

 今現在は、HDDといえばGBの世界であり、私が初めて Windows 機を購入した2004年、PCに内蔵されていたHDDは40GBでした。
 それでも、DOS時代に100MBとかのHDDを後生大事に使っていた私から見れば、こんな大容量のHDDがいっぱいになる日が、はたして来るんだろうかという、今考えれば可笑しいくらいの幼稚な疑問・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 今では、1TBとか2TBなんていうお化けみたいなHDDを当たり前のように使っている私がいます (^_^ゞポリポリ

 

 この286LE以降は、首までどっぷりとパソコンにのめり込み、明けても暮れてもパソコンのことしか考えられず、次から次へとパソコンを買い続ける事になりましたから、購入したパソコンはたくさんありすぎて、1台1台はとても記憶には残っていないような状況なので割愛しますが、いずれにしても、道楽もいいとこだったなと (^◇^) ヒャッヒャッヒャ・・・

 

 以上、お粗末様でした・・・  m(_ _;)m

|

« 梶原一騎 | トップページ | 照ノ富士 vs 逸ノ城 »

コメント

よく歴代のパソコンの写真が残っているものだと感心しました。
自分史でもありパソコンの歴史でもあり素晴らしいものだと思いました。

私の場合の「初」は1984年頃のシャープのポケットコンピュータでした。
ベーシックをこれで学び、利息計算とかいろいろプログラムを自作して楽しみました。
当時のことを、ふと思い出しました。(笑)

投稿: メイの家 | 2015年3月21日 (土) 17:05

 メイさん、どうもです (^_^)/

 部屋の写真以外はさすがに自前では撮っていないので、いずれもネットから拾ってきた写真ですが、検索をかけると写真が出てくるというのはスゴイ事だと思います (^_^;

 シャープのポケコンを使ったことがあるというのにも恐れ入りました・・・ m(_ _;)m

投稿: 夢ピ | 2015年3月21日 (土) 17:20

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 私の愛したPCたち:

« 梶原一騎 | トップページ | 照ノ富士 vs 逸ノ城 »