« 頑固者 | トップページ | 傘に乗る »

2015年5月21日 (木)

振り逃げ

 一昨日の火曜日、私の愛するソフトバンクホークスは、北九州市民球場にオリックスを迎えて戦ったわけですが、この試合中、私は今までに見た事も無いような「珍プレー」というか、極めて珍しい光景を目にしまして・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 コトの顛末は以下の通りですが、はたして文字だけの説明でどれだけあの異常なプレーが伝わるか・・・ (;^_^A アセアセ・・・

 

 7回の表、2死ランナー無しの状況から、リリーフの五十嵐が俊太に投じた、1ボール2ストライクからの5球目、ボールはホームプレートの前でワンバウンドし、キャッチャーの高谷の左手に大きく弾んで消えた・・・ (^◇^;)

 もちろん、記録は五十嵐のワイルドピッチという事になったが、問題はその後だ。

 打者の俊太選手は、空振りをして三振となったものの、キャッチャーが後逸したという事で1塁に向かって走り出した (^^;
 いわゆる「振り逃げ」です(苦笑)

 ところが、キャッチャーの高谷は完全にボールを見失っており、これを見た俊太は1塁を蹴って2塁へ・・・

 それでもまだボールを見つけられない高谷に、マウンドから五十嵐が大きな声で指示を出す・・・
 この様子を見て、2塁を回ったところで一応躊躇していた俊太は、思い切って3塁へ走り出して何事もなく3塁ベースまで行ってしまいました・・・ (ノ_-;)ハア…

 で、肝心のボールはどこにあったのかといえば、バックネットに取り付けられた看板の上の縁に乗っかったままで、気付いた高谷がボールを掴み上げた時には、2死3塁の状況になっていたというワケですが、いくらなんでも振り逃げのランナーが苦もなく3塁まで行ったのを見たのは私は初めてです (ノ_-;)ハア…

 

 もちろん、振り逃げのランナーが3塁まで到達することはそれほど驚くようなことではないんですが、普通は取り損ねたボールをキャッチャーが慌てて1塁に悪送球するなどして、守備側にミスが重なってというコトが多いわけで、いくらなんでも、取り損ねたボールをキャッチャーが探している間にバッターランナーが3塁まで行ってしまうというのは、いかがなものかと・・・ (^_^;

 気の毒なのはキャッチャーの高谷ですが、普通ボールを後逸したら、地面の上に落ちているはずのボールを探すのがセオリーですから、下ばかり向いてボールを探していたんでしょうが、まさかバックネットに取り付けられた看板の上に乗っかっていようとは夢にも思わなかったでしょうね (^◇^) 。。。ケラケラ

 この後、審判団が集まってこの摩訶不思議なプレーを審議し、工藤監督も執拗に抗議をしたんですが、結論は「インプレー」という事で、2死ランナー3塁から再開されました。

 

 この場合、ボールがベンチの中に入るとか、ネットに挟まって取れない、あるいは何かの物陰に隠れてプレーヤーから見えないなどのアクシデントが認められれば、ボールデッドというコトになって、三振したバッターには2塁までの安全進塁権が与えられますから、俊太は2塁まで戻されますが、インプレーという事ですと、振り逃げの間のプレーは有効となり、俊太にはそのまま3塁までの進塁が認められたわけです・・・ (__;)

 2死3塁で試合を再開するのと、2死2塁で再開するのとでは、ずいぶん状況が違いますから、それで工藤監督も粘ったんでしょうな(苦笑)

 

 まぁ、幸いなことに、この後のヘルマンを三振に切って取って、この場は事なきを得ましたが、いやぁ、野球ってホントにいろんなコトが起こりますね (^◇^) 。。。ケラケラ

|

« 頑固者 | トップページ | 傘に乗る »

コメント

珍プレー!
\(^o^)/

と、言っても笑ってはいけませんね。選手は必死だろうし、プライドもあるでしょう…
(^-^;)

失点が無かった事だけが救いです。
こんな事で走者一掃されるならば、ホームラン打たれた方がまだすがすがしいです。
(^-^;)

投稿: 力三郎 | 2015年5月21日 (木) 18:36

 力三郎さん、どうもです (^_^)/

 全くです (;^_^A アセアセ・・・

 つまらないプレーでやらずもがなの点を与えるくらいなら、ホームランで点を取られた方が諦めもつくんですよね。
 第一、観ている方だって、気が抜けてしまいますよ (__;)

投稿: 夢ピ | 2015年5月21日 (木) 20:59

今日、朝のテレビでこのプレーを見ました。
ボールを見失うのも無理はない状況ですが、こういう珍プレーも野球観戦の楽しみにはありますね。

投稿: メイの家 | 2015年5月24日 (日) 12:28

 メイさん、どうもです (^_^)/

 もしかして、サンデーモーニングですか(笑い)

 珍プレーも、観ている分には笑って終わりなんですが、当該チームのファンには堪らないものがあります (__;)

 件の試合をネット中継で観ていた私は、ボールがどこに消えたのか不思議で、そうこうしている間にバッターは3塁まで行ってしまうし、頭を抱えていました (;^_^A アセアセ・・・

 事実は小説よりも奇なりということばもありますが、時に信じられないような事が起こるのもまた現実です(笑い)

投稿: 夢ピ | 2015年5月24日 (日) 19:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 振り逃げ:

« 頑固者 | トップページ | 傘に乗る »