浦和と大宮
J1の浦和レッズが、今週末にも無敗のまま第1ステージの優勝を決めようとしています。
一方で、あまり話題にはなっていませんが、J2では大宮アルディージャが首位に立っています。
浦和と大宮、今は平成の大合併によって「さいたま市」という名前の中に埋もれてしまいましたが、2000年までは「浦和市」と「大宮市」という、埼玉県を代表する大きな都市であり、その距離の近さからお互いをライバル視しているコトでも有名でした(苦笑)
なにしろ、浦和は埼玉県の県庁所在地でもあり、行政と司法の中心地です。
一方の大宮は武蔵国一宮と呼ばれる氷川神社が在り、埼玉県の経済と交通の中心地です。
ということで、それぞれのプライドがぶつかり合って、不毛な論争が繰り広げられてきました・・・
ちなみに、家内は大宮生まれの大宮育ちですが、高校は浦和に通い、結婚後はずっと浦和に住み続けていたので、人生の中では浦和で生活していた年月の方がはるかに長く、大宮に対する想いよりも浦和に対する思い入れの方が強いようで、自分は「浦和の人間」と言ってはばかりません(笑い)
しかし、会津で生まれ育った私を始め、地方の出身者にとっては、「浦和」よりも「大宮」のインパクトの方がはるかに強いだろうと思います (^◇^;)
確かに「浦和」は県庁所在地ではありますが、埼玉県外に住む人にとっては、「埼玉県の都市」といわれて「浦和」を思い浮かべる人がどれだけいるのだろう・・・
もちろん、熊谷市や川口市、あるいは春日部市などを思い浮かべる人も多いだろうが、一般的には、「埼玉県」=「大宮」というイメージが強いのではないだろうか (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
今でこそ浦和レッズの活躍もあり、「浦和」の知名度も全国区になってきたとはいうものの、「大宮」から比べれば都市としての存在感は薄いように感じられるのは私だけではないのではないかと・・・ (;^_^A アセアセ・・・
それはなぜかといえば、新幹線も停車する巨大な「大宮駅」が在るからで、JR線や東武鉄道、埼玉新都市交通の路線を合わせると14もの路線が乗り入れる埼玉県の中でも最大のターミナル駅だからです。
今は東京駅が始発となっている東北新幹線や上越新幹線も、開業当初はしばらく大宮駅が始発駅だった事もあるワケで、始発駅の地位を失った今でも、東北方面や上信越方面から上京する人達にとっては必ず停車する重要な駅であり、大宮という名前は耳にすっかり馴染んでいると思うからです。
それはともかくとして、埼玉県も静岡県と並んで「サッカー王国」と呼ばれるほどたくさんのプロサッカー選手を排出しており、サポーターの熱気も熱い土地柄です。
埼玉県は浦和と大宮というJリーグチームを持ち、静岡県は清水と磐田というJリーグチームを持っています。
今現在、浦和と清水はJ1に所属しており、大宮と磐田はJ2の所属です。
今の成績からすれば、浦和の第1ステージ優勝は動かないでしょうし、大宮と磐田の両チームも来年は間違いなく昇格を果たし、J1の舞台で戦っているだろうと思います。
浦和と大宮、共にリーグの首位を走る絶好調のチームなだけに、今、さいたま市が熱い!!
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コメント
自分は県の南西部にある入間郡の出身・在住ですが、やはり「浦和市」と「大宮市」が区の名前としては残ったものの、事実上消滅したことは惜しいです。
レッズサポーターではありませんが、浦和の知名度はJリーグのおかげで大幅にアップしたのは間違いありません。
投稿: 力三郎 | 2015年6月10日 (水) 13:39
力三郎さん、どうもです (^_^)/
チーム名から企業名を廃し、地域名を冠するというのは、地域密着を理念とするJリーグだからこその英断だったと思います。
市原なんか、Jリーグが始まるまでは千葉県民でさえ知らない人がいたんじゃないかな (^◇^) 。。。ケラケラ
元々は、習志野市をホームタウンにするはずだったんですが、地元の反対運動で行き場を失っていたジェフに、土壇場で手を差し伸べたのが当時の市原市でした (*^.-^*)♪
投稿: 夢ピ | 2015年6月10日 (水) 15:26