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2015年7月26日 (日)

崖っぷち

 大相撲の名古屋場所も、いよいよ今日が千秋楽となりましたが、優勝争いで盛り上がる表の話題とは裏腹に、今場所引退の危機を迎えている力士が二人居ます。

 一人は、今角界を席巻しているモンゴル人力士のパイオニアとして23年前に来日し、以来脇目もふらずに四つ相撲一筋に相撲道を歩み続けてきた不器用者の旭天鵬であり、もう一人は、気は優しくて力持ちを地でいっている青森出身の若の里です。

 年齢は旭天鵬が2才ほど年上の40才ですが、二人とも平成4年の春場所が初土俵の同期生です。

 

 旭天鵬は、今場所西の前頭11枚目であり、若の里は、西の十両11枚目と、それぞれ番付の下位にいます。

 二人とも、今場所の成績如何では幕内と十両を陥落するかもしれない番付であり、旭天鵬は前々から十両に落ちたら引退すると公言していますし、若の里も名言は避けていますが、さすがに幕下に落ちて関取としての地位を失ったら引退をするだろうと周囲は見ています。

 昨日の14日目を終わった時点での成績ですが、旭天鵬は3勝11敗、若の里は4勝10敗と、それぞれ星の上では幕内と十両の残留がキビシイというか、正直陥落もやむなしの惨憺たる成績ではあります (;^_^A アセアセ・・・

 

 というのも、十両や幕内と呼ばれる関取の番付は、星一つの差がおおよそ番付一枚となって現れるのがおおよその目安ですし、幕内も十両も、番付は15枚目が幕尻という事になっています。

 旭天鵬も若の里も、今場所の番付は11枚目ですから、五つ以上負け越すとそれぞれの地位から陥落する可能性がかなり大きくなります。

 具体的に申し上げるなら、6勝9敗で今場所を終えた場合は三つの負け越しという事で、ギリギリ15枚目以内に止まることができそうな成績ですが、これが5勝10敗と一つ黒星が増えると五つの負け越しという事になり、15枚目までに残れる可能性はかなり低くなります (^_^;

 もちろん、番付の上下は星勘定だけではなく、周囲の力士の成績如何にもよりますから、一概には言えないわけですが、両力士とも今場所は6勝以上の星は残したいと思っていたはずです。
 逆にいえば、二ケタ負けたら、アウトだなと・・・ (^_^;

 

 ところが、両力士ともすでに10敗以上していますから、現実的にはそれぞれの地位を陥落するだろうことは、ほぼ間違いないだろうと・・・ (__;)

 ただ、数字上はそういうコトが言えるのかもしれませんが、だからといって千秋楽の今日の取り組みが無意味なわけではありません。
 関取である以上、可能な限り白星を挙げる事が力士の本分であることは言うまでもないことで、、一つでも多く勝って終わることが来場所の番付に直結するわけですから、二人とも今日は何が何でも勝って終わることが絶対に必要なワケです。

 さて、千秋楽の二人の対戦相手ですが、旭天鵬は前頭筆頭の栃ノ心、若の里は十両6枚目の天鎧鵬と、いずれも番付上は格上の力士が相手ですから、正直勝てる可能性もそれほど大きくはないだろうというのが私の見方です (^◇^;)

 

 一方で、カド番で今場所を迎えた大関の琴奨菊も崖っぷちといえば崖っぷちの力士の一人です。

 カド番ですから、今場所負け越したら、即、大関を陥落することになるわけですが、12日目までに5勝7敗と後がない状況にまで追い詰められたものの、13日目から連勝して7勝7敗の五分まで星を戻したのはさすがといえばさすがなんですが、千秋楽の今日の相手は新大関の照ノ富士ですから、どうヒイキ目に見ても琴奨菊に勝ち目が無いのは周知の事実でして、もし琴奨菊が照ノ富士と比べて勝っている点があるとしたら、経験の差だけだと私は思います (;^_^A アセアセ・・・

 少なくても、昨日の逸ノ城みたいなワケにはいかないだろうと思うのですがねぇ・・・(苦笑)

 というコトで、おそらく琴奨菊は立ち合いの変化などを使って勝ちを拾いに来るだろうと思っていますが、裏をかいて真っ直ぐに突っ込んでくるかもしれないので、照ノ富士はどういう立ち合いをするのかなと(苦笑)

 

 さて、旭天鵬若の里琴奨菊と、崖っぷちの三人の関取は、それぞれの地位を守ることができるんでしょうか・・・ (^◇^;)

 しょせんは他人事ですから何とでも言えますが、個人的な意見では三人とも今の地位を陥落するだろうと思っているのですが、はたしてどうなる・・・ (^◇^;)

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コメント

旭天鵬は来場所があるかも知れませんが、若の里は「おつかれさま」でしょうか?
(^-^;)

大関候補と言われ何度も貴乃花に挑んでは跳ね返されたのも昔話で、今では肌艶もなく、賞味期限が切れていたのですが、それでも稀勢の里の旗手になるまでは続けるのかなとも思えました。稀勢の里の賜杯を待っていたのでしょう。稀勢の里に喝!
ι(`ロ´)ノ

琴奨菊は大関よりも関脇以下から平幕上位に居て有力力士を引っ掻き回す役回りの方が似合いますね…
(^-^;)

投稿: 力三郎 | 2015年7月26日 (日) 07:29

 力三郎さん、どうもです (^_^)/

 どの力士の場合でも同じですが、加齢による力の衰えは避けられませんから、いつかはこういう日が必ずやって来るわけで、淋しくもありますが、ファンとしてはお疲れ様と言うしかことばはないですねぇ・・・ (__;)

 ただ、個人的には旭天鵬にはあと一場所頑張って欲しかったなという思いでいっぱいです・・・

投稿: 夢ピ | 2015年7月26日 (日) 11:41

どんな名選手でも、レジェンドと言われようとも、避けては通れない道ですね。
ただ、これからの人生の方が長い訳ですから、気持ちを切り替えて第二の人生でも頑張って欲しいですね。

旭天鵬の「本名」が日本名であることを今回初めて知りました。
まあ、確かに戸籍上は本名なんだろうけど、それを本名と書かれるとなんか違和感もあっりして。

投稿: メイの家 | 2015年8月 1日 (土) 13:23

 メイさん、どうもです (^_^)/

 旭天鵬はすでに日本に帰化していますから、本名が日本名でも違和感は無いんですが、日本人でなければ相撲協会に残れないという理不尽な制度は、近い将来に廃止になるだろうと私は考えています。
 また、そうしなければ、日本相撲協会に未来は無いだろうとも・・・

 もう、大相撲は日本の国技だとか言う時代は、終わっていると私は考えています。

投稿: 夢ピ | 2015年8月 1日 (土) 17:44

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