青春のうた Best Collection その43
みなさん、どうもです (^^)/
今回も収録曲に沿って当時の思い出をつれづれに(^^;・・・
お付きあい頂ければ幸いです。
という事で、今回の収録曲は、私が高校を卒業し、江戸川区内の電器屋で働き始めた頃の作品です。
生まれ育った会津を離れる淋しさよりも、都会で独り暮らしをする期待感の方が圧倒的に勝り、ワクワク感でいっぱいでした (*^.-^*)♪
家具や家電の類はほとんど無い、ガラ~ンとした四畳半一間のアパートに、初めて手にする毎月の給料をほとんどはたきながら、一つ、また一つとステレオのコンポーネントを買い揃え、音楽を聴いていた頃が懐かしく思い出されます。
《収録曲》
1:流星/吉田拓郎 79年5月発表
2:人間の証明のテーマ/ジョー山中 77年8月発表
3:てぃーんずぶるーす/原田真二 77年10月発表
4:傷心/大友裕子 78年12月発表
5:気絶するほど悩ましい/Char 77年6月発表
6:あんたのバラード/世良公則&ツイスト 77年11月発表
「流星」は、自身が起ち上げたフォーライフレコードの二代目社長に就任した吉田拓郎の作品ですが、この頃は社長業が忙しく、目立った音楽活動はしていなかったこともあり、また、かぐや姫やアリス、グレープなどのメジャーなフォークグループが次々に解散し、ユーミンに代表されるニューミュージックと呼ばれるアーティストが次々に登場してきた世代交代の時期という事もあって、吉田拓郎の作品はほとんど聞かれることはありませんでした。
そんな頃にあって発表された「流星」は、原点回帰と言いますか、初期の頃に多かった、独り言に近い実に内面的な歌詞を、拓郎節で「歌う」というより「語る」ように訴えかける独特のスタイルで、拓郎の健在ぶりを世間に示した一曲になりました。
そういうワケで、この頃はソロになったさだまさしや、中島みゆきなどを中心に聴いていた私がいます (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
「人間の証明のテーマ」は、角川書店の角川春樹が肝いりで製作し、宣伝をした角川映画の「人間の証明」の主題歌として発表されました。
当時、CMや映画の中で語られた「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね」という西條八十の詩の一節が、今も耳に残っています・・・
この作品を歌ったジョー山中も、4年前に鬼籍に入ってしまいましたが・・・
「てぃーんずぶるーす」は、フォーライフレコードの二代目社長に就任したばかりの吉田拓郎がプロデュースして大成功を収めた原田真二のデビュー曲です。
当時は少なかったピアノの弾き語りというスタイルは、原田真二の登場で広く世間に認識されるに至ります。
「傷心」は、大友裕子のデビュー曲ではありますが、私自身はほとんど知りません (^_^;
ハスキーで振り絞るように歌うスタイルは、浅川マキや葛城ユキに通じるところがあるようにも思います。
もっとも、葛城ユキのヒット曲である「ボヘミアン」も、大友裕子のカバーだったことを考えれば、私がそう思ったとしても不思議ではないワケで・・・ (^^ゞ
「気絶するほど悩ましい」は、当時天才ギタリストの名を欲しいままにしていた Char が、阿久悠の詞で歌って大ヒットした作品で、この一曲で Char の名前は全国区になりました。
ただ、私自身は Char の作品はほとんど聴くことはありませんでしたが・・・ (^◇^;)
「あんたのバラード」は、世良公則&ツイストのデビュー曲で、当時露出度もかなり高かったので、日本中で聞かれた作品です。
セクシーで派手な世良のボーカルは、多くの世良ファンを魅了しました。
蛇足ですが、今回の記事に登場した原田真二、Char、世良公則の三人は、ロック御三家と呼ばれたこともあったそうで、時代の寵児でした。
以上・・・(^^ゞ
| 固定リンク
「音楽を語る」カテゴリの記事
- 青春のうた Best Collection その45(2016.03.27)
- 三分間のドラマ(2016.02.17)
- かぐや姫(2016.01.11)
- 大島花子(2015.11.01)
- 富士の国(2015.06.28)
コメント
人間の証明の映画は、宣伝をしまくっていてそれに影響されて見ました。
が、内容を全く覚えていないということは、大したものではなかったのか・・・・。
でもあの歌と帽子が飛んでいく映像だけは、今でもよく覚えています。
てぃーんずぶるーす、気絶するほど悩ましい、あんたのバラード、みな77年ですか。
その頃、私は三畳の部屋で生活していました。
でも私も、期待感、ワクワク感でいっぱいでしたね。
若かったなあ。
投稿: メイの家 | 2015年10月24日 (土) 10:56
メイさん、どうもです (^_^)/
77年は、私が喜高を卒業した年であり、取得したばかりの運転免許証を手に単身上京した年ですから、私の人生においても特別な年としてインプットされています。
70年代を振り返る時には、私は77年を基準に記憶をたどるのが常です (^^ゞ
投稿: 夢ピ | 2015年10月24日 (土) 13:47