鉄腕アトム
ネッ友さんのブログで、「鉄腕アトム」のコミックを古本屋で目にし、全巻まとめて衝動買いしたという記事を拝読し、今日はこんな記事で・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
昭和33年生まれの私にとって、「鉄腕アトム」というマンガに対する思い入れはひとしおでありまして、実に様々な思い出が頭をよぎります・・・
私とアトムとの出会いは、私が4才か5才の頃の昭和37年前後のことですから、もう記憶もおぼろげででハッキリとしたものではありませんが、今は湖の底に眠る神奈川県の宮ヶ瀬での事・・・
私は小学校に入学する前の3年間、父の仕事の都合で清川村の宮ヶ瀬地区に住んでいた事があります。
そこでたまたま目にした古紙回収のリヤカーに積まれた古雑誌の中に、1冊の小冊誌があるのを見つけ、子供心にも目を引く表紙だったので、つい出来心で失敬してしまったのが「アトム誕生」というタイトルのマンガでした (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
それがアトムとの出会いだったんですが、当時から本を読むのが大好きだった私は、すでにひらがなやカタカナは普通に読めましたし、昔のマンガは実に丁寧に作られていまして、フキダシの中の漢字には全てルビ(ふりがな)が振られていましたから、小学校に入学する前の私にもマンガの内容は良く理解できました (^^)v
その後、小学校に入学するために会津に戻った私は、いとこの家で鉄腕アトムのアニメを見てすっかりはまります (^_^ゞポリポリ
時を同じくして、昭和39年の9月号から毎月「少年」というマンガ雑誌を購読するようになり、そこに連載されていたのが「鉄腕アトム」であり、「鉄人28号」という、当時を代表する作品です (*^.-^*)♪
さらに、アトムの思い出は続きます・・・ (^^ゞ
喜多方の高校に通っている頃、朝日ソノラマから月に2冊程度のペースで鉄腕アトムのコミック全21巻が発売されることを知り、乏しい小遣いの中から買い集め始めました。
もともと私は漫画好きだったのですが、コミックを買って読んだことはありませんで、鉄腕アトムのコミックが全巻揃ったことがきっかけで、小学生の頃に読んだものの、読み損ねてストーリーがつながっていない昔のマンガをコミックで通して読みたいという欲求が芽生えてしまいます (;^_^A アセアセ・・・
で、高校を卒業し、江戸川に出て働くようになると、古本屋を回って昔読んで夢中になったコミックを探して買い集めるのが楽しみになりまして・・・(笑い)
そうして20年以上も古本屋でコミックを買い集めた結果、2千冊を超える膨大な数になってしまいましたが、現在のアパート暮らしを始めてからは置く場所に困り、全て実家に持ち帰って保管しています (^◇^;)
何事にも最初があるワケですが、漫画を知ったきっかけがアトムなら、漫画のアニメを見た最初もアトム、漫画雑誌の定期購読を始めたのもアトムが連載されている雑誌が最初で、コミックを買い集めるきっかけもアトムのコミックという事で、「鉄腕アトム」が私のマンが人生に占めている比重は決して少ないものではありません (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
以上、たわいもないハナシではありますが、私とアトムとの浅からぬ縁を語ってみました・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
蛇足ですが、「下條アトム」という俳優が居ます。
これは芸名ですが、本名も同じ「下條アトム」です。
しかし、有名な「鉄腕アトム」とはナンの関係も無いことは意外と知られていません (^◇^) 。。。ケラケラ
父親の下條正巳が、戦後間もなく生まれた我が子に、原子を意味する英語の「Atom」から名付けたといわれています。
下條アトムが生まれたのは昭和21年で、「鉄腕アトム」が連載されたのは昭和27年からですから、無関係な事は明らかです (^^;
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コメント
手塚治虫が昭和天皇の後を追うように亡くなったのは記憶にあります。
「漫画界の巨匠」的な扱いだったのは存じていますが、手塚アニメを親しむには産まれるのが遅すぎました。
小さい頃は、「ドラえもん」とか「オバQ」などの藤子不二雄シリーズと「天才バカボン」とか「おそ松くん」の赤塚不二夫作品を観て育ちました。
(^-^)v
漫画本と言ったら何と言ってもも「こち亀」です。50巻くらいから集めていましたが、「こち亀」の100巻達成と自分が高校生になってからアニメ熱が覚めたこともあり101巻で打ち止めです。
(;^_^A
漫画とかアニメは情操教育に結構役立ちますし、日本史世界史は漫画で分かりやすくなります。
(笑)
ゲームよりも害は少ないですし、バイオレンスな内容で無ければ漫画とかアニメの効果は有益だと思います。
とは言え今でも巻頭巻末のグラビアが好きでたまに漫画雑誌を買ったりしちゃいますが…(笑)(笑)(笑)
\(^O^)/
長文失礼致します。
m(_ _)m
投稿: 力三郎 | 2015年10月16日 (金) 18:15
力三郎さん、どうもです (^_^)/
好きな漫画家はたくさん居ますが、手塚治虫に対しては別格的な思いを抱いている一人なので、その他の漫画家とは一線を画しています (^^ゞ
よく言われる喩えですが、手塚治虫は神に近い存在です(笑い)
投稿: 夢ピ | 2015年10月16日 (金) 19:33
毎回楽しみに拝読、初めてのコメです。
ワタシはS32生まれで新潟在住、経験やら何やらに共感覚える事多し。
自営業でお怪我は大変でありますね、お察し致します。
今回の「少年」を懐かしく思います。当時は月刊誌から週刊誌への過渡期でありました。少年・少年画報・まんが王・冒険王・ぼくらの月刊誌、週刊ではサンデー・マガジン・キング そしてこれらは月刊もあって、子供の小遣いや親が買ってくれるものではとても足りません。立ち読みも限度があり、行きつけの床屋や近所の食堂、そして友人のネットワークでダブらないように定期購読の回し読み、後は近所の貸本屋。自分の所有していた漫画雑誌は薄っぺらな連載コミックだけは保存していた時代があり、今残っていればひと財産でありました。
早くお仕事が再開できます様にお祈りします。
本日ソチラは雨でしょうが新潟県は快晴、これから83歳の母を連れて会津坂下へ行って来ます。母がコロリ観音三詣りに行きたいというので・・・。
投稿: 東志郎 | 2015年10月17日 (土) 08:35
東志郎さん、コメントありがとうございます (*^.-^*)♪
私も漫画雑誌に対する思い入れはいろいろとあります (^^ゞ
一番のお気に入りは「少年」ですが、「少年ブック」という週刊ジャンプの前身となる月刊誌もお気に入りでした。
「週刊少年マガジン」は、エイトマンが連載されていた頃からお気に入りの雑誌でした (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
とても全部を読むことは出来ませんでしたが、中学生の頃は友人たちと購入する雑誌を分けて回し読みしたもので、私の担当はマガジンでした (^^ゞ
会津坂下方面のお天気は大丈夫なのでしょうか (^^;
いい旅行になりますよう、お祈り申し上げます (^人^)
投稿: 夢ピ | 2015年10月17日 (土) 09:36
手塚治虫になんで国民栄誉賞を出さなかったのかと、かえすがえす残念です。
大天才・手塚治虫がいなければ、ナルトもワンピースも、最近の海外の日本アニメブームも無かったのではないかと思っています。
子供の頃よんだマンガの続きが読みたい、藤子不二雄、石ノ森章太郎などなど。
一度、夢ピさんの実家に行って、一人で酒でも飲みながら読みまくりたいぐらいです。(笑)
投稿: メイの家 | 2015年10月17日 (土) 19:18
メイさん、どうもです (^_^)/
私も、子どもの頃に読んだ昔のマンガがもう一度読みたくてだいぶ探して買い集めました (^^ゞ
読みたいと思っていたマンガはあらかた揃ったと思うのですが、後の心残りは「赤ん坊帝国」くらいのものでしょうか・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
もっとも、実家はすでに空き家になっていますから、押し入れのコミックも埃を被っているか、あるいは鼠にでも囓られているんじゃないかと思います(苦笑)
投稿: 夢ピ | 2015年10月17日 (土) 19:49