第31回東日本女子駅伝
昨日、晩秋の福島路を華やかな女性ランナーたちが駆け抜ける「第31回東日本女子駅伝」が行なわれました。
私の出身県である福島県の県庁所在地を舞台に開催されるこの大会は、東日本の18都道県が覇を争うもので、通常の駅伝大会とはひと味違い、中学生や高校生を含む各世代のトップランナーが一本のタスキをつないでいくという大会で、毎年馴染みの沿道の風景が映るのも楽しみで観戦しています (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
と申しましても、もちろんテレビ中継で・・・という事になるのですが (;^_^A アセアセ・・
今年の大会は、あいにくの雨の中のレースになりまして、出場した選手達にはかなりの悪条件だったろうと思うのですが、白熱した展開となり、かなり盛り上がったのではないかと (*^.-^*)♪
まぁ、この時期に開催される大会ですから、過去には雪が舞ったこともありまして、それから比べれば雨くらいならマシな方かもしれませんが、せっかく各県の代表が集まって力を競い合うわけですから、出来るだけ良いコンディションの中で競わせてあげたいと思うのは私だけではないはずです (^^ゞ
第一、こういう晴れ舞台でタスキをかけて走れる機会というのはそう何度もあることではないと思うので、選手達には福島での良い思い出を作って欲しいと思うので、雪なぞに降られて福島にまつわる嫌な記憶を残して欲しくはないものだと・・・ (;^_^A アセアセ・・・
それはともかくとして、戦前の予想では優勝候補の筆頭は東京、対抗は千葉と神奈川だったんですが、予想通りに1区から7区まで東京が独走する展開となり、私の一押しの千葉県は1区から8位と出遅れ、前半はほとんどテレビに映らなかったんですが、5区で3位まで順位を上げると、6区では2位、8区の中学生区間ではついに首位の東京を捕えてトップに立つと、最終9区でアンカーを務めた積水化学の桑原彩がそのまま逃げ切り、2年ぶり8回目の優勝を飾り、東京都と並んで最多優勝回数を記録しました (^^)v
一方で、私の出身県である福島県ですが、このところの成績は地元の利とでもいうのでしょうか、優勝はともかくとして8位入賞程度の成績は毎年残していたんですが、今年は1区から大きく出遅れ、8区までずっと単独最下位の18位を走っていまして、特に語るようなことも無いんですが、最終的にアンカーが山形県を抜いてブービーの17位でゴールしました (^_^;
敗因はハッキリしていまして、実業団で走っている社会人ランナーが一人も無く、平均年齢が16.7歳と高校生中心の若いチームで編成され、辛うじてふるさと選手として大学生ランナーを二人入れただけの完全なるアマチュア集団だったこと・・・ (ノ_-;)ハア…
やはり、実業団のランナーが居なくては、正直なところ戦いにならないという事がハッキリした大会でもありました (__;)
そもそも、毎年大会のレベルが上がっているわけですから、好成績を残すためにはある程度計算できる実業団ランナーの存在は不可欠ですし、その上で未知数の力を持った中高生ランナーの活躍が絶対に必要です。
今回優勝した千葉県も、実業団のランナーが無難に走った上で、中学生ランナーの保科琴音が区間賞の力走でトップを奪ったから結果として優勝まで手が届いたわけで、東日本大震災の影響で福島県内の企業が実業団選手を育成できるほど余裕がない現状があらためて示された格好です・・・ (__;)
そういう意味で、多くの大企業が集中している一都三県を中心とした関東勢の優位性は今後も揺るがないだろうと思われるので、東北勢の苦戦はこれからも続くだろうと思われます・・・ (ノ_-;)ハア…
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コメント
私も、駅伝そのものに興味があるというよりも、晩秋の福島路、あの雪が降る前の寂しげな田園風景を見たさに、毎年見ております。
私の住む横浜、太平洋側の明るい風景と、寒そうな東北のあの風景は、毎年のことながら、その違いをしみじみと感じさせられます。
今回の福島県チームは、たすきが手に巻き付いて次のランナーに渡せない、などというつまらない失敗もテレビに映っていました。
今回を糧に大きく飛躍することを願っています。
投稿: メイの家 | 2015年11月14日 (土) 11:24
メイさん、どうもです (^_^)/
猪苗代から土湯を越えて福島市へと抜ける国道115号線は、会津に居た頃によく通った道です (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
特に、福島西IC付近の沿道は、思い入れもひとしおで、懐かしいなぁと(笑い)
そういう見知ったコースを選手達が駆け抜けるのを見るのも、またひと味違う楽しみです (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
投稿: 夢ピ | 2015年11月14日 (土) 16:55