スキマ産業
自営で運送屋を始めて20年弱・・・
その間、実に様々な荷物を運んできました・・・
成田空港が近くに控えていることもあって、空港内の貨物地区から輸入貨物を運ぶ事が多かったので、ワイン、生花、鮮魚、衣類、電子機器等々・・・
動物を運んだ事も少なくなく、多かったのは熱帯魚や小鳥など。
あるいは、実験用のマウスや釣りエサのワームなどを運んだ事もあります (^^;
また、ペット店向けに犬や猫、中には蛇とか蜘蛛、ペンギンを運んだ事もあります (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
ただ、年を経る毎にクライアントも様変わりしますから、それにともなって運ぶ荷物も少しずつ変って行くのも常です。
仕事を始めた当初はもっぱらチャーター便の仕事がメインだったんですが、近年はチャーターの依頼は少しずつ減ってきており、代わりに通販などに代表される宅配の仕事が増えてきつつあります。
宅配といっても、ヤマトや佐川、あるいは西濃などに代表される大手運送会社の下請けで入ることが多く、イレギュラー対応やヘルプ等の荷物を臨時で配達するワケで、社員達のように車に荷物を満載して何十件も配達して回るというわけではありませんが・・・ (;^_^A アセアセ・・・
それはともかくとして、ここ2年ほど、私の仕事は「電線」を運ぶ仕事がメインになりました。
電線ですから、荷姿はタバだったり、ドラムだったりしますが、今の私にはそういう重い荷物は御法度なので、腰に負担がかからない程度の軽めの荷物を選んで運ばせて頂いています (^_^ゞポリポリ
というワケで、一昨日の仕事はこんな感じの電線を3箱、埼玉県まで運んできました(苦笑)
こんな荷物でも、軽トラ1台の貸し切りですから、一日分の運賃はキッチリ頂けます。
正直申し訳ない気持ちにもなりますが、私らの存在価値は大手の会社には手に余るような「スキマ」を埋める事で成り立っているのも事実なので、有り難く仕事をさせて頂いています (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
写真の荷物だって、私がクライアントの要望通りに相手先に届けることによって、次の誰かの仕事となり、巡り巡って社会が動いていくわけです (^^)v
本当に世の中は、様々な仕事で成り立っているのがよくわかります・・・ (^^ゞ
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コメント
仕事に貴賎は無く、どんな仕事でも他の人の役に立っているものだと思います。
そして、大手の一部の歯車となってやっていくのも一つのやり方でしょうが、大手のスキマを埋めていくやり方もまた賢い方法と思います。
どのような生き方をしても、それは全て正解だと思っています。
定年を前にして、これから私もどうスキマを探して生きていこうか、考えているところです。
投稿: メイの家 | 2015年11月14日 (土) 11:07
メイさん、どうもです (^_^)/
大男、総身に知恵が回りかねということばもあるように、中小企業の方が痒いところにも手が届くような事は確かにあると思います。
そして、そういう分野に活路を見いだすのも一つの経営方針だと私は思います。
いわゆる、小判鮫商法とかパラサイト商法とでも言うのでしょうか、おこぼれに与って共存するというヤツです・・・ (^◇^) 。。。ケラケラ
投稿: 夢ピ | 2015年11月14日 (土) 16:33