« 安物買いの銭失い | トップページ | 駿河行 2016 »

2016年2月21日 (日)

思い出の食

 一月ほど前に、「鴨川食堂」というドラマを紹介した事がありました。

 

 「思い出の食、捜します」という、一行広告を目にした人が、ワラにもすがる思いでやって来る「鴨川食堂」 ・・・

 毎回、ハートフルなストーリーで、楽しませて頂いています (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 特に、番組の最後で「思い出の食」を前にした依頼人が、様々な思いを抱きながら口に運ぶ様子が描かれるんですが、皆さん本当に演技がお上手で、見ている私らもつい、もらい泣きさせられてしまいます (;^_^A アセアセ・・・

 

 誰しも、心の奥底に「思い出の食」をお持ちだと思います。

 それは、例えば「お袋の味」とか「郷土料理」みたいに、その人の味の好みのベースになっている場合もあるでしょうし、もう一度食べてみたい「懐かしい味」というケースもあると思います。

 

 そういう私にも、もう一度食べてみたい「思い出の食」がありまして、それは会津若松市内で食べた「珍さんラーメン」という不思議なラーメンです (^_^ゞポリポリ

 初めて食べたのが、私が高校1年か2年の時ですから、40年以上も昔の事になります ・・・

 会津若松市内に下宿していた、いとこに連れられてお店に入り、一緒に食べたんですが、ナンと言うんですかねぇ、狭いカウンター式の小さなお店の中は、スープを煮込んでいる大きな鍋から立ち上っているのであろう、得も言われぬ「くさい」臭いが充満していて、入るだけでもかなり抵抗があるようなお店で、出てきたラーメンがまた独特の臭いと味とで、私はとても食べる事ができませんでした ・・・  (;^_^A アセアセ・・・

 いとこはそのお店がお気に入りのようで、よく足を運んでいるみたいでしたが、私は口に合わないと、二度とそのお店に入ることはありませんでした(苦笑)

 

 しかし、味の好みは時間の経過と共に変って行くようで、10年近く経ってから、会津若松市内で仕事をしていた時に、ふと高校時代に勧められたあの不思議な味が懐かしくなって、入口の戸を開けて入ったのが「珍さんラーメン」との再会でした (*^.-^*)♪

 その時にもやはり、あの不思議な独特の臭いがお店の中に立ちこめていまして、恐る恐る食べたラーメンもやはりあの時と同じような「臭い」「味」だったんですが、その時には、なぜかそのラーメンが「美味しい」と思えてしまいまして ・・・  (^◇^) 。。。ケラケラ

 私も大のラーメン好きですから、けっこうアチコチでラーメンを食べてきたわけですが、それらのラーメンのいずれとも違う、独特の味の「珍さんラーメン」に、私はすっかりはまってしまいまして、以来、事ある度にお店に入ってラーメンを食べる、いわゆる常連の一人になっていました (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

 ただ、私にはとても美味しいと思う「珍さんラーメン」なんですが、同僚を連れて行っても、誰一人美味しいと言ってくれた人は居りませんで、ちょうど高校生の時に、いとこに連れられて入って食べた私のように、とても食べられたモンじゃないと酷評し、そんな不味いラーメンを美味しいと言って食べる私を怪訝そうに見るのが常でした ・・・  (^◇^;)

 まぁ、大衆ウケする味ではなかったようですが、それでも市内の目抜き通りに近い場所で長いこと営業していたわけですから、決してお客が居なかったわけではなく、私のように「珍さんラーメン」の虜になってしまったコアな常連さんが少なからず居たものと思われます(苦笑)

 

 その後、千葉に出てきてしまった私は、当然の事ですが「珍さんラーメン」を食べる事はできなくなってしまったわけですが、帰郷した折などに無性に食べてみたくなってお店を訊ねたことがあったんですが、その時にはすでに、馴染みの場所からお店は無くなっていまして ・・・

 で、どうしてももう一度あの「珍さんラーメン」が食べたくて、会津若松市内に住む喜多方高校時代の旧友に、それとなくどこに移転したのか訊いてみた事があったんですが、旧友達の評判も一様に良くなく、止めといた方がいいよというアドバイスを無視して、教えてもらった市内のハズレに在る「その」お店を訪ねたことが一度あったんですが、出されたラーメンはなんとなく、あの時の味とは同じようでもあり、ぜんぜん違うようでもありで、納得できずにお店を後にしたんですが、時が経って私の記憶もあやふやとなったとはいうものの、あんな味のラーメンに私が夢中になったとはとても思えず、やっぱりあの時の「珍さんラーメン」とは別物という結論になって、今に至るまで二度と足を運ぶことは無いわけなんですが、さて、そうなると私のあの「思い出の食」は、本当に「幻の味」となってしまったという事になるワケで、残念で残念で ・・・  (__;)

 もしかしたら、ラーメンそのものは同じものだったのかもしれませんが、お店の雰囲気がかつてのこぢんまりとしたカウンター式ではなかった事が、味わいになんらかの影響を与えたのかもしれません。
 同じものを食べても、食べる状況が違うと別の食べ物のように感じてしまう事は、よくあることだからです ・・・  (^_^ゞポリポリ

 

 皆様方におかれましても、そういう、もう一度食べてみたいと思う「思い出の食」って、何かありますか?

 

 それはともかくとして、このドラマも連続8回の予定というコトで、今日の第7話を含め、残り2回という事になってしまいまして、とても残念に思っている私がいます・・・ (__;)

|
|

« 安物買いの銭失い | トップページ | 駿河行 2016 »

コメント

私の場合は、喜多方市内の一等地にあったマルワの味噌ラーメンですね。
今となっては、まさに幻の味となってしまいました。

会津若松市内の「珍さんラーメン」というのは初めて聞きました。
それほどインパクトのある味だったんですね。

投稿: メイの家 | 2016年2月21日 (日) 16:23

 「思い出の食」、あります。

 東京の某所にとても美味しい中華料理の店がありました。街中にあるのですが、味は高級店にも劣らない素晴らしいものでした。

 ですが、店主の健康問題で2年前に閉店。私はあそこが「日本一の中華料理店」だと思っていましたので、閉店は大変ショックでした。

投稿: バークハート | 2016年2月21日 (日) 17:48

 メイさん、どうもです (^_^)/

 喜多方を離れて40年も経ってしまうと、「マルワ」というお店の事は記憶にありません (^_^;
 一等地に在ったお店なら、知っていても不思議はないと思うのですが、思い出せません (;^_^A アセアセ・・・

投稿: 夢ピ | 2016年2月21日 (日) 20:11

 バークハートさん、どうもです (^_^)/

 馴染みのお店が閉店してしまうのは、淋しくもあり、悲しくもあります。
 残念ですね・・・

投稿: 夢ピ | 2016年2月21日 (日) 20:13

臭いラーメンとは気になりますが、「豚骨ラーメン」ですか?
( ̄▽ ̄)b

豚骨ラーメンは好きですが、豚骨スープの製造行程はウッとする臭いがするそうですから…(苦笑)
(;^_^A

投稿: 力三郎 | 2016年2月22日 (月) 11:00

 力三郎さん、どうもです (^_^)/

 今となってはよく思い出せませんが、基本的に普通のしょう油ラーメンだったと思います。
 ただ、アブラはけっこうあったように思いまして、スープはギトギトだった印象があります (^_^ゞポリポリ

投稿: 夢ピ | 2016年2月22日 (月) 16:01

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/179664/63224489

この記事へのトラックバック一覧です: 思い出の食:

« 安物買いの銭失い | トップページ | 駿河行 2016 »