初夢
新年を迎えて最初に見る夢のことを「初夢」といいますが、それでは「初夢」とはいったいいつみる夢のことなんだろう・・・ (?。?)
これには諸説あって、「大晦日から元日」、「元日から2日」、「2日から3日」の三つの説があります (^^;
時系列からいえば、「大晦日の夜から元日の朝」にかけて見る夢が、その年で一番初めに見る夢ということになると思うんですが、大晦日の夜は、初詣や初日の出を見るために眠らないで外出している人も多いので、必ずしも寝ている人ばかりではないという事から、江戸時代には「元日から2日」にかけて見る夢が初夢という説が現れたといいます。
私も、個人的には「元日の夜から2日の朝」にかけて見る夢が、その年で最初に見る夢だと思う一人なので、初夢は「元日から2日」を支持しています (^_^ゞポリポリ
ところが、どういう理由からなのか、「2日から3日」にかけて見る夢が初夢だとする説が現在では主流のようで、私はアタマを抱えてしまいます(笑い)
おそらく、初売りが2日というように、物事を始めることが2日からという事が多いために、こんなワケのわからない説がポピュラーになっていったんでしょうが、やはり、説得力には欠けると私は思います。
という事で、夢なんて必ずしも毎晩見るものでもない(一説には、見ているのを覚えていないだけともいわれています)わけですから、三日の夜でも、あるいは五日や十日の夜であったとしても、その年の最初に見た夢が「初夢」という事でいいと思うんですがねぇ(笑い)
そうでないと、「元日から2日」であるにせよ、「2日から3日」であるにせよ、その夜に夢を見なかったらその年は初夢は無かったという事になるんでしょうか?
あるいは、夜勤の人なんかは、夜に寝ているわけにはいかないわけですから、そういう人たちにとっては初夢は無いという事にもなりませんかね (^_^ゞポリポリ
ところで、「初夢」というと「一富士、二鷹、三茄子」という、ことわざというか言い伝えというか、昔から縁起が良いものを順に並べたものとしてそういうことばが残っています。
一の「富士」は、なんとなくわかるような気がします。
日本一の山という事で、昔から崇め、讃えられてきた霊峰富士、それにあやかろうという事だろうと思いますが、他にも、「富士」は「無事」にかけているともいわれています。
二の「鷹」は、賢くて強い鳥の代表であり、空を「高く」飛ぶことにかけているといわれています。
三の「なすび」は、親の意見と茄子の花は・・・などともいわれるように、たくさんの花が無駄なく実を付ける事から、子孫繁栄みたいな意味が込められているのだろうと私は思っています。
単に、事を「成す」なんていう掛けことばだけということはないはずだからです。
ところで、このことばには「四」以降も存在しており、いくつかあるようですが、一番ポピュラーなのは「四扇、五煙草、六座頭」というものです。
四扇(しおうぎ)というのは、扇は末広がりで縁起が良いというもの。
五煙草(ごたばこ)は、タバコの煙は上に上っていくので、運気が上昇するというもの。
六座頭(ろくざとう)は、座頭市なんていう映画もありましたが、昔、頭を丸めた盲目の按摩師のことを座頭と呼んでいた事に由来するもので、頭に毛がないことから「怪我ない」に通じるというものです。
ただ、この「一富士、二鷹、三茄子」と「四扇、五煙草、六座頭」というのは、それぞれ独立して一番から六番まで序列をつけたものではなくて、「富士と扇」、「鷹と煙草」、「茄子と座頭」というのはそれぞれ対になっており、富士と扇は外見から「末広がり」、鷹と煙草は空に高く昇っていくことから「運気上昇」、茄子と座頭は表面に毛が無いので「家内安全」を願うものだとされています (^^)v
余談ですが、四扇は、「よんせん」と読むことも多いようですが、「いち、に、さん」と順に数えてきたら、次は「し、ご、ろく」と言うのが一般的であり、わざわざ「よん、ご、ろく」とは普通は言わないと思います(笑い)
確かに、「四」や「七」は、「よん」とか「なな」という事も多く、現在においてはその方が多数派だとは思いますが、それは「四番」とか「7位」などのように、数字を単独で用いる場合に限定するべきであり、順に数を数える場合には、少なくても一桁に限っては「四はし」、「七はしち」と言うのが自然だと私は思います。
したがって、私は「四扇」は「しおうぎ」と読むべきであり、「よんせん」ではおかしいんじゃないかと思っています。第一、語呂も良くないし(笑い)
さて、皆さんはこのお正月にどんな初夢を見ましたか? ( ^-^)/ ♪
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